◇栄養はどこから血肉になるのか
口に入れて、胃に入れば、なんとなーく、満足していた。食事だけでなくサプリメントでもそうだ。
胃に入った時点で、「これで栄養になるんだ」と。
ただ、消化と吸収は違っていて吸収を担っているのは腸だ。
胃ではあくまで消化・分解(腸が吸収しやすくする働き)するのであって、胃から栄養が入っていくわけではない。
だとすると、せっかく摂取した栄養を全身に流してくれる臓器はどこなのか?ということだ。
胃で完結すると思っていた。「胃の調子=栄養素を摂取できている」みたいな認識があったから、僕は小腸大腸への着手が遅れてしまったと思っている。
どういうことか、なぐり書きだけど、参考になる部分は多少はあると思われる。
■全身に届けられる栄養の入り口は腸!
じゃあ、栄養はどうやって血肉になっているのか。
口から入った栄養を血液に乗せて全身に届けるのは(小)腸だ。だとすると、どれだけ素晴らしい栄養源を口から入れようとも仕事をしてくれる腸の状態でなければ、その栄養は活用されないのだ。
良い栄養を全身に回したいのであれば、まずは腸に働いて頂くことが重要。
なぜなら、腸は栄養吸収と、その栄養を元に造血の役割を担っているから。
全身に届けられる血液を造ってくれるのは腸なのだ。血液の質と腸の造血能力は比例関係にあり、栄養を取り込んで血液に乗せて送迎してくれるのは腸なのだ
■葉っぱじゃなくて根元に水をあげなければ意味がない
「血流を改善しよう」というと、手足の筋肉、あるいは手足の血管を強化仕様みたいな話ばかりに左右されてきた。で、ビタミンEとか摂取しちゃったりして…これはまったく効果が無かった。
冷えているのは手足かもしれないが、冷えの改善するために必要なのは腸を強化することだったんだよ。
血液の質の低下は、いつしか血流の低下にもつなが(赤血球などに弾力性がなくなり血管にひっかかり、血流を通せんぼするようになるらしい)。遠回りのようにみえるが、手足が冷たければ末端の手足ではなく、始発点である腸を強化する。
■「便秘の改善から冷えの改善へ」という遠回りな近道
冷え性の人が便秘になりやすいのであれば、便秘が治る(腸の強化)→冷え性の改善、というルートだってあるはずだ。
「冷える人はおなかを温めてください」というのが浸透しているのは、腸を温める→腸がうまく働く→血液の質と量が向上→末端まで良い血液が届く→冷え改善という方程式が機能している
という証拠なのかもしれない。手足の血流という部分的な対策で効果が無い場合は、もっと大元、血を造ってくれる場所すなわち腸の状態を省みると良いかもしれない。筋肉とか運動とかの発汗を期待するよりも、腸内環境を整えて、腸に働いてもらうほうが、楽だし気軽にとりかかれる。
■腸は酸性に賛成!
じゃあ、腸がしっかり働いてくれる(栄養吸収と造血を健康を保てるくらいまでに機能をアップさせる)にはどうするのか。まずは、腹巻などの外側からのケア。腹巻は存外に効果を発揮するらしい。馬鹿にしちゃーいけない。そして内側のケアは腸が喜ぶものを入れてあげる。
腸が働く≒蠕動運動が正常、というくらいに、蠕動運動が適正になることが腸が喜ぶ、ということだと思っている。じゃあ、蠕動運動に寄与するものは何か。食物繊維そして善玉菌を増やしてくれる食べ物orサプリメントだろう。これらは腸内を酸性に傾かせる。天敵は腸内pHをアルカリ性にする動物性食品(肉とか卵とか牛乳とか)や糖質(おかしやパンなど)である。
腸内をアルカリ性に傾ける食べ物は腸は喜ばない。善玉菌は腸内を酸性に傾け、悪玉菌はアルカリ性に傾ける。だとすると、腸にとって肉や糖質は、悪玉ってことだ。
悪玉菌(蠕動運動を低下させる)を増やす食べ物を腸は喜ばない。
腸に気持ちよく働いてもらって、質のよい血液を作り、蠕動運動(排便)を起こしてもらうには、腸内に善玉菌を増やす(腸内pHを酸性に傾ける)ことを考えたインプット(食べ物やサプリメント)を施さなければならない。食物繊維は直接、善玉菌を増やすわけではないらしいが蠕動運動を催させる助けに。
■血流促進と便秘改善は腸へのアプローチで!
蠕動運動が適切な腸であれば役割をきちんとこなしてくれているということなので、排便と良い血液が流れていることは、同時進行ということだ。
その意味で、食物繊維は、腸が喜ぶ食物だろう。
で、同時進行ということは、便秘(あるいは排便に対する不満全般)と血液の質が悪くなることもセットで起こる、ということは納得できる話だ。
便秘と冷え性はセット商品であるという定説は腸をもってすれば説明がつく。
血液の質と量の低下、排便の不満、この二つは腸の状態が悪いことの証拠なのだ。
そして、連鎖は続く。
消化器官(主に胃腸)は副交感神経が担っている。消化器官の働きの低下は副交感神経の低下へと
つながる。自律神経は相対的なもので、基本的には片方が下がれば片方があがる。副交感神経が下がれば交感神経が上がる。
交感神経が慢性的にあがった状態になれば、血管の幅が狭くなって末端にいけばいくほど血液が届きにくくなる。そして自律神経のバランスも崩れる。崩れた自律神経のバランスは、あらゆる不調につながってしまう。
ホメオスタシスが自律神経の影響を大いに受けているのであれば、自律神経という司令塔が乱れたホメオスタシスは、身体にとって心地よい環境と、その環境への持って行き方を忘れてしまう。血流の流れを牛耳るのが自律神経なのであれば、冷え症に陥るのも納得できる。
■運動(筋力)が冷えに寄与しない実体験
いちおう、小中高と週6の運動系の部活に入っていた。まがりなりにも体力筋肉はそこそこあったはずだ。ただ、それでも明らかに寒がりだったし便秘だった。悲しいことに、激しく運動しても、頭は温まって汗がびっしょりのときであっても、手足は冷えていた。。
ここから学べることは、考え方を変えること
だ。運動と筋力が、まったく冷えの改善に寄与しないしないタイプの冷え性は、おそらく自律神経失調型なのだろう。その場合「筋力をつけて血液を送り出せ」「ふくらはぎは第二の心臓」「リンパを流す」みたいな、運動系の対処ではない角度から、もっと早くアプローチすべきだったんだ。
■対処療法では意味がない段階
ちょっと遠回りかもしれないが、末端冷え性の場合、運動、あるいはホッカイロやレッグウォーマーに期待を寄せるよりも、まずは腹巻と食べ物で「腸にしっかり働いて頂く」ことに取り組んだほうが良いかもしれない。腸が栄養を吸収し血液を造る。
腸の働きが悪ければ自律神経が乱れ、血液の適正分配が滞ることにもなりかねない。
運動する気力すら湧かない冷え性の場合(僕もその一人)、腸への取り組みのほうがまだ、重い腰が上がるかもしれない。冷え性と便秘がセットなのであれば、「便秘があると、本当に運動するのが億劫になる」という体感があるはずだ。
だからこそ、運動を出来るようになるためにも便秘を治す(=腸に働いてもらう)ことを出発点にするのは悪くない案だと思う。便秘が改善の兆しがあれば腸の運動が良くなった証拠だし、造血は便よりサイクルが長いのですぐには効果は現われないかもしれないが「冷え性の改善の先鋒は便秘を治す」ことから、ちょっとずつ始めていければいいのかな、と。
■まとめーーすべては腸から始まるか実験中
そんなこんなで、善玉菌のサプリメント、しょうがのサプリメントに手を出したので、腸の働きの改善が本当によい影響をもたらすかどうか、定期的にレポートできればなぁと。しょうがは内側から温めてくれるらしいので、かなり期待しています。
腸が温めると腸が活発になり血液が増えると信じています!
ちなみに、血液は小腸→肝臓→心臓というルートを辿るよう。そして、手足に血液を流すポンプは心臓なのね。だから、心臓の働きを高めるためにコエンザイムQ10も買いました(笑)全身に血液を供給してくれるのは心臓なので、心臓のポンプ機能が上がると手足まで血液が届くのではないかと、淡い期待を…笑 ATPの生産増加で心臓及び全身の体力アップ!なんていうことが起こって欲しい。
手足の強烈な冷えをずっと手足へのアプローチでどうにかしようとしてきた。あるいはビタミンで代謝をアップで温まるかも…という期待もしてきた。けど、効果が無かった。消去法で辿り着いた腸と心臓へのアプローチ。
結実してくれると良いなー