内宮へ着いて、まず向かったのはお昼ご飯の場所へ。

軟らかい伊勢うどんを食べてみたいと皆の意見が一致して奥野屋さんに入りました。

伊勢うどんは伊勢参りをする旅人の疲れを癒やすよう胃に負担なく食べられる軟らかいもの。

これを知らないとびっくりするらしく、以前に伊勢うどんは不味かったと友人が嘆いていた思い出があり、ずっと本場の味を確かめたかったのです。

口当たりはふわふわとまったり。汁けがないので甘じょっぱいタレの絡んだうどんを口内で噛む度優しい味が広がりました。

食べている時に、そういえば今しがたお腹痛かったなと気がつきました。

優しいうどんは本当に美味しかったです。

それと、ミニ手ごね寿司をたのんだのですが、この上にのった伊勢まぐろの味がめっちゃ美味しかったです。

皆も大満足でうどんのおみやげを買っていました。

お腹も満足して元気になり、いよいよ内宮へと参りました。

内宮は右側通行でした。

（パンフレットから）

弱った足腰に喝をいれて、歩きました。（笑）

正宮に向かう道は風がだんだん強くなってきて、階段下に着くころ杉の葉が顔にあたるほどで、そんなに祓われないとダメかしらと可笑しくて笑いながら正宮前へとまいりました。

自分の家の住所と名をなのり、ここに来れたことの感謝をお伝えしました。

もうひとつ、心に浮かんだ言葉を言わせてもらいました。

後ろで待っていた人の御帳がマックス全開だわと驚く声がしたので、聞いてくださったかなと嬉しかったです。

そして荒祭宮へと御参りしてもどりました。

おはらい町の赤福へ

赤福餅でホッと一息しました。

これで、お伊勢参りの旅のお話しをひとまず終わりにします。

今日は12月30日のおかげ参りの日でした。

12年前、さとうみつろうさんがブログで盛んに「神社へお礼に行きましょう」と勧めてくれていました。

私は病室のベッドの上で行けない身のため残念な気持ちでいたことが忘れられません。

いま丈夫な身体になり、なのに足腰は弱っていることを正すためにウォーキングを始めて地元の神社に御参りを続けています。

干支ひと回りをかけての神恩に感謝いたしました。