わたしが記憶にある中でお母さんにはじめてあったときの話。





親権者である父の許可がおりたから
お母さんに会える機会があった。
私がたぶん小3くらいのときかな。




学園に面会に来てくれた。
怖そうな男の人を連れて。




わたしはその時なんでここ(学園)にいるのか知らなかったから、とにかくお母さん会ってみたかった。
だから面会の日をすごく楽しみにしてた。


と同時に緊張もあった。

はじめて会うお母さんは強めの香水に、皮のロングブーツ。長い髪で真っ赤な口紅をしていた。



学園ど田舎だったこともあり、かなり浮いていたと思う笑
ド派手なひとだった。でも、綺麗だなあとも思った。






この人がわたしのお母さんか。





少し怖いけど綺麗な人でなんか嬉しかった。



お母さんは久しぶりに娘3人に会えてすごく嬉しそうだった。
フィリピン人の母はカタコトだけど鹿児島弁だった気がする。





あってすぐ両頬にキスされた。




おおー外人っぽい。笑



ドキってした。




大きくなった娘たちをすっごい見てたなあ
なに話したかは覚えてないけど終始緊張。がんばって笑って顔が疲れた。





両親がどんな理由で仲が悪くなったかは全く知らなかったけど


生きててくれてるだけでいいことだね。




お母さんは身長は小さいけど腰の位置が高くてお洋服が好きで綺麗でかっこいい印象。



たまにふざけたりして明るい人。




今のあたしも少なからずそんな母に影響されている部分もあるのかもしれない。


自分ではあまり実感はないが間違いなくこの人の子どもなんだなあと。




好きになりたいけど好きになれない、ずっと複雑な関係のお母さん。






わたしにとってのお母さんはそんな人。




アスカ