先週土曜日から始まった

娘7歳の夏休み。

日々色々ありますが、

竹風鈴とかそろばん講座とか

マナー講座とか出席して、

今で5日目となりました。

自由研究の目処もついてきて、

あとは如何にして夏休みを満喫するか、

親の手腕が試されるときですね(メラメラ)。


そろばんやらマナーやらの話は

また後日としまして、

娘7歳が一学期に

せいかつの授業で育てていた朝顔は

現在満開。

日々満開です。

社会と理科が授業になくて

生活なるものに統一されているのを

知った時はびっくらこきましたが、

その時間で朝顔の種を植えて

育てることになったそうです。

毎日水やりをして、

次第に葉が増え、

ツルが伸びて……

家に持ち帰るまでは

成育状態の分からないこちらとしては、

何かと秘密主義な娘7歳に対して


「ツボミがそろそろついたかな?」

とか

「葉っぱはグングン増える時期だよねー」

とか嫌がられない程度に、

されど具体性をもって

たずねておりまして。

いや、だってね。

「朝顔どうなった?」

とか曖昧にきくと、

「大きくなった」

で終わるのですよ。

そしてそれ以降は秘密にされるのです!

いいかいみんな!

知りたいことがあるならば、

簡潔に!具体的に!深入りせず!

それが大事!


と思っていたのですが、

ある日いつもと同じようにたずねたところ

「あ、そうだ。

 同じクラスのTくんの鉢からは

 ヘチマが生えてきました」

と言われたので、

先の心の大原則を破り

「なんやて? 

 なんでヘチマ?

 家から持ってきたんか?

 種を持ってきたんかそれ?」

とうっかりきいてしまったため、

ムッツリ黙り込んだ娘7歳のおかげで

真相は闇の中…。


ですが先日の個人懇談の帰り

親が朝顔の鉢を持ち帰るので

気を付けてお帰りくださいと

言われた際に

思わず担任の先生に

「そういえば娘が

 Tくんのからはヘチマが出た〜と

 言っていたのですけど

 本当ですか〜?」

と聞いたところ

「そうなんですよ!

 朝顔の芽も2本出たけれど

 ヘチマが何故か一本生えてきて。

 でもヘチマと朝顔は同じ鉢に植えると

 朝顔がだめになるそうなので

 ヘチマは抜くよ〜と言ったら

 Tくんはポロポロ涙を流しちゃって…」

と教えてくれました。

…か、かわいそうっ。


でも、なぜヘチマが生えたかは謎のまま。

でしたが、

今回夏休みになる際に

「朝顔の種は収穫して、

 袋などに入れて夏休み明けに

 持ってきてください」

と連絡がありました。


そこでピンときた。


毎年1年生が植える朝顔の種は

前の年の1年生が育てた朝顔から

採られたものなのですよ。

そして高学年になると

ヘチマを育てるわけですが、

きっと兄弟で朝顔とヘチマを育て、

その種を二学期に持っていく時に

混じったのではないかしら?

そして混じっていることに気づかずに、

「とにかく一人分に合う数の種を…」

と先生達が朝顔の種の中に

それを混ぜ込んだまま配ったのでは?



我が家の朝顔はこの調子ならば

おそらく十人分くらいの種は

とれそうなのですが、

娘7歳と同じ鉢に入って

見るも無惨に枯れ果てた朝顔が

道に置かれているのを

昨日見かけました……。

そういえばご近所さんも

「朝顔枯らしそうなのですよね。

 そもそも朝顔を育てたことがないから

 種がついても気付かないかも」

と言われていたのを思い出しました。

そんな時はどうしたらいいかしら…と

言われてしまい、

でもその時娘の朝顔もまだ手元になく、

成育状態がどんなものかわからなかったので

「種がとれなかったら

 大人の力で

 ホームセンターで種を買ったら

 問題なしですよ!」

とか言っちゃった私……。

でも笑顔で「そうか!そうですね!」と

言ってくれたから

良い人なんだと思いましたが……


娘7歳の朝顔は

3本グングン伸びて、

2本は赤紫、

一本は青色の花をつけています。

それを眺めながら

「しかしよく咲いてくれて嬉しいね。

 この青いのも紫のも

 キレイだねー」

と娘7歳に話しかけたところ


「わたしもこの色は大好きです。

 だけどFくんの朝顔だけ、

 これよりずっと淡い水色で

 中が星の形の模様みたいになって 

 外側は濃い色合いの花が咲いてました。

 みんな同じ色ばかりなのに、

 なんででしょうね?」


と教えてくれました。


………………たぶん、それ

大人の力が働いた種だね。



種は種ですが!

取り敢えず今年は

大規模修繕工事のために

鉢を置けない状態が冬から続いていたので

今のベランダは空っぽなのですが、

夏の終わりには花や野菜やらを

徐々に増やして行こうと思います。