皆さん、水無月ってご存知ですか?


 

 これ、夏の時期になると

当たり前にあるものだと思ってました。

私はあまり得意な味ではないのですが

小豆好きには堪らんらしいですね。

涼やかなガラスの皿に乗せて

冷やしたのをいただくという…


でも、これ、

関西が主流なのですってね。

ほんまかいな。

京都が発祥なのかな?

あまり得意でないので

そこのところもちゃんと調べていない…

なんにしても、暑くなりました。

七月入ってこれなので

先が不安です。


さて、暑い中で思い出すもの…

水無月から入ったのですが、

私は紅生姜天なのですよね。


 

 これを揚げてるやつ。


 こんなのもありますが、

やはり串にささっているやつを

がつんと食べたい。

そして冷えたレモンサワーで

クーッといきたい…


紅生姜天も、関西の味だそうで。

他の地域のデパ地下にいくことは

あまりないのですが、

天ぷら屋さんには置いてないとか…

いや、今は置いているのかな?

ただスーパーのお惣菜コーナーにまで

当たり前のようには置いては

いないことでしょう。


昔から酸っぱ辛いこれが大好きでして、

でも食べる機会はほとんどない…

それが特別な感じになっているのかも

しれませんね。

今日のように湿度の高い日は

食べたくなるのですよ。

栄養価は考えずにハグむしゃぁと。

これだけを食べていたら

栄養足りなくて絶対倒れるけれど

食べたくなるのよね…



あと、皿に暑くなったら

京都にある鍵善の葛切りが

食べたくなります。

白蜜ではなく黒蜜で、


鍵善に初めて行ったのは

母方の祖父の集まりだったと思うのですが、

当時はまだ2階建てで

薄暗い部屋の中で

重箱みたいな二段の器に入って

葛切りが運ばれて来た時は衝撃でした。

今は改装して、

器もすっきり筒型のに変わってますが、

あの2階建てでの時代を

ギリギリ味わえたのは

本当に嬉しかったなぁ。


ついでに黒蜜はかなりの甘さ。

そして量もなかなか。

子供では食べきるのは困難で

大人になっても一杯食べたら満足です。


昔からあるお店なので

それこそ刀を持った人達も

食べに来たことはあるために、

色々な作品でその名前が出されたことは

ありましたけど、

あれを何杯もお代わりした、

と言っている登場人物が出た作品を読んで

きっと本場のを食べてないのだろうな…

時代変わって提供される器が違ったとしても

その表記はないわ…

と急に冷めたのを覚えております。


なんでそこに特化してシビアなんだ私よ。



毎年夏は1日だけ京都を訪れて

鍵善の葛切りを食べていましたが、

出産を機に、

またコロナ禍でとんと足が遠のいています。


宇治抹茶ソフトよりも

私にとっての京都は

鍵善の葛切りなんだよなぁ…


また行ける日はあるのだろうけれど

その時は誰と食べに行くのかな…、