風邪ひきですが

昨日よりマしになっています。

まシに、なってますから

大丈夫。

具合わるいとそのまま寝込む野郎達のことが

羨ましいと思う昨今、

皆様お元気ですか?

わたしは、ましに、なってます。

(三度いうのは洗脳です)

 

 

さて、現在小学校に通う娘六歳。

もうすぐ六歳から七歳になるわけですが

「早く誕生日が来ないかしら」

と最近いうようになりました。

それはなぜかと聞いたところ

「お隣の席の女の子、

 最初はやさしかったのですが

 最近私が話していたら

 上からかぶせて話をしてきて

 わざと打ち切ることが多くて

 いやなのです。

 あの子の誕生日は12月。

 それまで、少しでも早く

 私のほうが年上になっておきたい」

と答えてくれました。

年上がえらいのか…?というのは

さておいて、

当初その話を聞いたときは

これが小学校なのかと大なり小なり

衝撃を受けた私。

それというのも、

これまでの幼稚園だと誰かが話していたら

ちゃんとその子の話を聞きましょう、と

先生が注意していたのですよね。

そのため同じ幼稚園からきている子は

どれだけワンパクな坊ちゃんも

ちゃんと友達が話していたら

その子の話が終わるまでは

じぶんの話をするのは待つので、

その様子を見たときに

「わぁ……大人よりえらい」

とか思ってしまったのですが……

 

小学校となると、

様々な環境から同じ校区で

グワッと集まってくるわけで

お子さんも親御さんも様々。

我が家の場合は公立幼稚園が

すべて閉園(一応は休園となっていますが)

してしまったので、

一番近いところにあった私立幼稚園に

入園させたわけですよ。

丁度時期として無償化が始まったのも

入園のきっかけとなったわけなのですが、

そうした私のようなおうちもあるけれど、

ちゃんと考えて私立幼稚園を選んで

通わせているお宅もたくさんあるわけなのですね。

なので、

考え方や接し方は千差万別といえども

どことなく似ている方々が多くて

話を聞いていても心ざわつくことは

あまり無かったわけです。

でもここで誤解していただきたくないのは

私立幼稚園に通っていたから

よかったというわけではなくて、

単純に

「考え方が似ている人が

 集まっていたから

 安心できた」

というわけなのですよね。

 

お子さんに対する接し方とか

教育に関する考え方とか

そらもう、幼稚園の中でも

みんな違うのはひしひし感じましたが、

それ以上の根本となる

世間への接し方というのが

皆さん比較的同じ考えで

そのため全然違うタイプの方々で

集まったとしても

そこまでしんどくなることは

なかったのですよ。

 

でも小学校は

考え方やルーツ、

育ってきた環境も違う人が

校区という区切りで集まるので、

子供たちとしても

とても戸惑うことが多いみたいです。

幼稚園の中ではとてもワンパクだった

少年たちが

なんだかすっかり大人しくなっているのを見て

「……小学校の力なのか?」

と驚いているところでもあります。

 

元気に通ってくれてたらええんや…と

思いはするものの、

元気でなくなったらどないしたらええんや?

というのが

小学校入学に際しての

親御さんたちの一番の心配事では

ないでしょうかね。

 

そんな中でも

娘六歳の

「話を途切れさせられた」

「とてもいやだった」

「明日はもう行きたくない」

という言葉を就寝前に聞いたときは

「そうかそうかつらかったな」

「母さんもそんな風にされたことあるわぁ」

「そういうのは、習ってないから

 話をかぶせてくるのよ。

 でもそうするのは子供でも大人でも

 よい事ではないわなぁ。

 いやだと感じることは、

 ほかの人がされても

 やっぱり嫌だとかんじること。

 それをやった本人が気づかないと、

 いつの間にかやっている子のそばには

 誰も寄り付かなくなるんやけどな」

という曖昧な返事しかできなかったのです。

 

「おおお、どうしたらええかなぁ?」

と内心焦りが浮かんでおりましたが、

その結果

「誕生日が来たら私のほうがお姉さん。

 お姉さんだから大丈夫」

となったそうなのですが、

 

……強いな。

 

そんなこんながありながら

今の小学校はとても楽しいそうです。

それを聞くと母ちゃんホッとするけれど、

その言葉に気を取られてしまわないよう

しっかり見ていこうと思います。

 

それにしても

いやぁ、人間関係って

本当難しいですよね。

動物の世界も色々あると

見聞きするので、

どの世界においても

他者とかかわりをもつのは

大変なんだと思います。