付き合っている間、私達はケンカをする事がほとんどなかった。


ただ、もめ事に巻き込まれる事は多かった。


幼なじみのMカップルと、ゆうの家で4人で遊んだ時に、Mカップルはエ/ッ/チをし始めた。

私とゆうは隣の部屋でおしゃべりしていたけれど、Mの声はまる聞こえ。


私達は一瞬『まじ?』というリアクションをしたが、その後は普通におしゃべりをしていた。


数日後、Mはその事を書いた手紙を校内に落としてしまっていた。



先生に呼び出されるMとMの彼氏。



最後には産婦人科に連れていかれていた。



Mはその場に私たちが居た事も書いていたので、

当然私たちも先生に呼び出され疑われた。



私は母親まで学校に呼び出され、

母親、担任、保健室の先生で、話し合いをした。





何もしてないのに、
何故かしていると決めつけられていたゆうと私。




それからゆうと私は少し距離ができた。






ある日の夕方、部活から家に帰ると母が、

『今日、ゆう君に家に来てもらって話をしたから』

と言われた。



私『何でそんな事したの?!』

母『きちんと話をしておかなくちゃいけないでしょ。付き合うなとは言ってないじゃない』


とケンカをした。




私はすぐにゆうに電話をした。

満月満月先輩がyunaとM(幼なじみ)の事呼んでたよ。』

普段から三年生の視線は気になっていたのでやっぱりきたかぁという感覚。

Mと呼ばれた場所へ行くと、先輩が三人いた。

『ゆう君らと付き合ってるからって調子乗ってない?スカートも短くしてるの下ろして。』



そしてもう1人の先輩が


『私、学校の中で一番Mが嫌い。二番は私』

と言った。

今思えば何だそれって感じですねガーン


ゆうにはこの出来事は話していませんでした。



呼び出されたなんて恥ずかしくて言えなかった。



でもMは彼氏にその事を話していて、Mの彼氏は
『今度同じ事をしたら、ただじゃ済まないからな!』

と先輩達にキレたらしい。


その騒ぎを知ってゆうは私に

『そういう事があったらきちんと話して。』

と言って抱きしめてくれた。


そして

『あいつらムカつくわ~!』

と言うので、2人で笑った。



ゆうはいつも何かあれば、落ち着いた態度で対処をしてくれた。


ゆうはいつも私を守ってくれていた。


ゆうと私は『彼氏彼女』という関係になってから、お互い今までのクールさはどこへ?というくらい、よく話をしていた。


学校の日は、夜中に家を抜け出し、寒い中自転車で2人乗りをしたり、朝は早く学校へ来て、倉庫で会っていた。


どんなに長く一緒に居ても、足りなかった。



ゆうは私達の関係をオープンにしたがっていたけど、私は誰にも知られたくなかった。


学校内で、ゆうは目立っていたから、私が彼女だと知られると何か言われそうで怖かった。


ゆうは私がどんなに無愛想に接しても、私の教室の中へズカズカ入ってきて手紙を渡したり、遠い所からでも声をかけてきたり手を振ったりしていた。


帰る時も、一番目立つロータリーで待ち合わせをしたがった。


もちろんそんな事をしていれば、私達が付き合っている事はすぐに広まった。



私の予感は的中。


先輩、友達、先生。


面倒な毎日の始まりでもあった。