出産レポ1(突然の入院〜陣痛の本格化まで) | daily notes*白い小さなおうちを建てました

出産レポ1(突然の入院〜陣痛の本格化まで)

気づけばもうすぐ生後1ヶ月♪

忘れないうちに出産のときのことを書いておこうと思います。

ちらりと書いた通り、出産まではけっこういろいろあったんです。
でも今は全部いい思い出。
すごく幸せな記憶です。

病院でノートに書いた詳細なメモをもとに書くので
相当長くなりますが、よければお付き合いください♪

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6月10日(木) 38w4d

この日は妊婦検診。
月曜日の尿たんぱくや血圧の検査では問題なかったけど、やっぱりちょっと不安で。

そしたらイヤな予感的中。
むくみはないものの、血圧が128/93と高かった。
助産師さんが、もう一回計ってみよう、と再測定しても、
1回目より2回目、2回目より3回目、とどんどん上がっていく。
(多分ドキドキしてるからよけいに)
尿検査でもたんぱくが出てしまっていたらしく、とうとう先生から
「○○さんマズイですね。このまま血圧が上がり続けたり、
急激に血圧が上がると怖いからやっぱり入院して様子を見ましょう」
との言葉。

下された診断は「妊娠高血圧症

食事には気をつけていたのに。
体重増加だって一応許容範囲内なのに。
とすごくショックだった。

助産師さんが、
「どんなに気を付けてもなる人はなっちゃうんだよ。
何があっても入院してたら安心でしょ?前向きに考えて」
と励ましてくれたけど。

入院がイヤというより、妊娠高血圧症の場合、
帝王切開の可能性もあるとぼんやり聞いたことがあったので、それが怖いし不安だった。

幸いNSTの結果は良好。
軽い定期的な張りがあるとのこと(自分ではよくわからない)。
赤ちゃんもいつもながらすごく元気。
その後のエコーの結果では推定体重2900g。
胎盤はさすがに疲れてきているけど、羊水の量も十分だし問題なし。
内診の結果、子宮口が2cm開いているけど赤ちゃんはまだ下がってきていない。

それでも子宮口が開いてる、というのが嬉しかった。
安産体操や散歩をがんばろうと思った矢先、
体調くずしたり安静言い渡されたりで何にもできてなかったのに、
それでも少しずつ身体はお産にむかっているんだと思えて。
子宮口が開き始めていることと、まるちゃんは元気だってことが救いだった。

即日、午後からの入院となったため、一度家に帰って入院の準備。

準備しながらも、
妊娠高血圧症って、どうなるの?お産大変になるの?
どのくらい入院なの?
どのくらいの確率で帝王切開になるの?
まるちゃんは元気に産まれてくるの?

とにかく色々悪い方向に考えてしまって、不安で、涙が止まらない。
泣きながらおなかをなでて、まるちゃんに
「ごめんね、まるちゃんは元気に大きくなってくれてるのにね。」
と話しかけた。

里帰りしてから、
「赤ちゃんが大きいから」という理由で産院変更になったり
(結局たいしたことなかったけど・・・)
今度は妊娠高血圧症になったり。
なんでこうなっちゃうの?という思いもあった。

母には、
「病院にいれば何があっても安心なんだし、
赤ちゃんに何があるわけでもない。
赤ちゃんは絶対元気に産まれてくるよ」と励まされた。
やっぱり不安でたまらなかったけど、
泣いててもしかたないし、一番大事なのはまるちゃんが元気に産まれてくること!
と、前向きに考えることにした。

13:00
入院。手続きを済ませ、産婦人科病棟へ。
それから採血、血圧測定。
血圧はやっぱり高くてこのときには143!
さらに、心電図と胸部レントゲン撮影も。

その後、私と母に入院に際しての説明。
何度か診察をしてもらったちょっとイケメンな医師が、丁寧に説明してくれた。

妊娠高血圧症は妊娠していることが原因で起こる。
万が一、血圧がどんどん上がっていくと母体が危険になる可能性があるため、
入院し経過を観察することにした。
妊娠高血圧症の一番の治療は妊娠を中断させること。
つまり私の場合はすでに38週過ぎているので、出産してしまうことが一番。
これからの2~3日間の検査結果で、方向性を決める。
それほど重症でなければ自然に陣痛が来るのを待つ。
あまり待てなそうにない場合は、陣痛を人工的に起こしてお産を早める。
緊急を要する状態と判断された場合は、すぐに帝王切開という可能性もある。

ざっとこんな感じの説明。

理解も納得もできるけど・・・。

まるちゃんのタイミングを待ってあげられないかもしれない。
そう思うすごく悲しかった。

とりあえず安静にとのことなのでトイレや診察時以外はベッドで休む。

定期的に様子を見に来てくれる助産師さんから、
乳首をマッサージすると子宮が収縮してお産が進みやすくなるから、
朝昼晩、マッサージしてね、と言われたので実行(痛かった・・・)。

ベッドの中では、おなかをなでながら何度もまるちゃんに話かけた。
「まるちゃんお願い。早く産まれてきて。
いつも勝手なことばっかり言ってごめんね。
でもママは、まるちゃんといっしょにがんばって、まるちゃんを産みたい。
だから出来るだけ早く産まれてきて。お願いだよ。」
と、何度も何度も。

17:00
トイレにいったとき、茶色っぽいおりもののようなものが。
おしるし!?と一瞬思うものの、
朝の内診のときの消毒液が茶色だと聞いていたのでそれか、と考え直す。
回診に来た先生に一応そのことを伝えると、消毒液かもしれないしおしるしかもしれない、
明らかに赤色の出血になったら教えてと言われる。

18:00
トイレに行くとさっきと同様のおりもの。

夕方には父も、母といっしょに励ましに来てくれた。

19:00
トイレに行ったら、また出血?消毒液?が。
しかも今回はうっすらピンク色にも見えた。

20:30
トイレに行った際にも同様のおりもの。

21:00
だんなさんにもメールしておいたので、電話が来た。
すごく心配してくれて、今週末そっちに行くよ、と。
嬉しかったけど、
2~3日で方向性が決まるから、それからでも遅くない、
今すぐどうこうというわけではないから、と断った。

電話の後少し眠る。

23:00
トイレへ行くと、出血!
さっきと違い、明らかに赤い血。
さらさらのおりものに赤い血がたくさん混じっている感じ。
最初、なぜか中からの出血ではなくどこかが切れたんじゃないかと思った。

びっくりして、そのままナースステーションへ。
出血があることを伝えるとすぐに内診。
結果、おしるしでしょう、とのこと。
でもまだ子宮口は2cm、赤ちゃんも下りてきていない。破水もしていない。
おしるしがあってもすぐにお産が始まるとは限らず
1週間くらい後になることもあるらしいので、ちょっとがっかり。

ナプキンをつけ、部屋に戻り今度はNST(この日3回目)。
助産師さん、
「○○さん、お産初めてだよね?
すごくいい感じで張りが来てるんだよね。痛みはないの?」と。
いい感じで張りが来てるって言うのは、この日のNSTのたびに言われていて
その都度痛くない?と聞かれるんだけど、全く痛くない。

おなかがパーンと張ってちょっと苦しい感じはするんだけど、
まるちゃんが中から押してるのかと思っていた。
これが張ってる、ってことだったのか、、と今更気づく。
(実はこういう感覚は数日前からよく感じていたし、前日の夜はかなり頻繁だった)

助産師さん曰く
「前駆陣痛だね。前駆があってから数日後にお産が始まることが多いよ。」とのこと。
今までなんの兆候も感じてなかったから、おしるし、前駆陣痛と
少しずつ身体がお産にむかっていて嬉しかった。

だんなさんにメール。
おしるしがあったこと、前駆陣痛があること、
でもお産がいつ始まるかわからないということを書いた。

その後、張りがほんとに定期的なのか興味があって、
なんとなく自分でチェックしてみることに。
携帯の時刻表示を見ながら、パーンと張る感じがした時間をノートに記録してみる。

23:49
00:00
00:10
00:20
00:28

確かに、約10分おきだ!と妙に感動。
でも痛みはほとんどなく。
なんとなく生理のときみたいな痛みがあるようなないような感じもする。

が、その後一度トイレに行って戻ると、なんだか張りと痛みが強くなってきた。
生理痛のちょっと強い感じ?
腰がグーっと押される感じの痛み。
おしりの辺りや子宮も何だか痛い。(でもまだまだ普通に我慢できるくらい)

00:39
00:45?
00:49
00:53?
01:01
01:04?
01:09
01:15?

約10分おきなんだけどその間に弱い痛みの波がくる感じ(?がついてるところ)
でも痛みは20秒程度で消える。

このあたりで助産師さんが見回りに来たので、
10分おきに張りが来ていることと、腰とおなかが痛くなってきたことを伝える。

「こんな感じの痛みを、毎晩繰り返して、何日後かにお産て人が多いんだよ。
明日フラフラになっちゃうから、張りのチェックはほどほどにして、寝れるだけ寝てね」
と助産師さん。
素直にチェックをやめて寝ることに。

しかし、寝ようにも定期的に痛くなるので、寝られない。
腰とお尻が痛い。
なんだか痛みが強くなっている気がする。

明らかに生理痛より強い痛みに、思わず「イタタタ」とちょっと声が出そうに。

自治体の両親学級で教わった、だんなさんからの陣痛マッサージに
「尾てい骨のあたりに手をあてて温めると楽になる」というのがあって、
毎晩だんなさんが練習をしていたのを思い出し、
自分の手を尾てい骨にあててあたためる。
するとなんとなく痛みが和らぐ気がした。
ひとりだけどだんなさんがいてくれてる気もして。
痛みの波が来るたびに、繰り返した。

眠いんだけど、うとうとすると痛みがくるのでなかなか寝付けない。
これを毎晩繰り返すなんてツラいかも・・・。
やっぱり我慢出来なくなり、どうせ寝られないんだからとまた間隔をチェック。

02:34
02:40
02:46
02:53

あれ!?6分間隔になってない!?
痛みもさらに強く長くなってきたような?
でもまだ我慢はできる。

3:00
再度トイレへ。
相変わらず出血あり。

助産師さんとすれ違ったので、間隔が短くなってきてることを伝える。

「さっきのNSTでもけっこう強い張りが来てたんだよ。
なのに痛くないって言ってたもんね。
もしかしたら痛みに強いのかもね。いい感じみたいだから頑張れ!」
と励まされる。

このあたりでもまだ私はこれは前駆で、そのうちなくなるだろうとばかり思っていたし
助産師さんも後で同じことを言っていた(前駆だと思ってた~と)。

ベッドに戻り、さらにチェックを続ける。
03:04
03:10
03:17
03:24
03:33
03:41
03:49
03:55
04:00

あれ?7分~8分おきになっちゃった?
やっぱり前駆だったのかあ。。と思ってたらいきなり5分間隔に??
あれ?と思ったそのとき。

腰の後ろ、おしり上のあたりで

「ボコン!」

という耳慣れない音をはっきり聞いた。

次の瞬間、下から何がが流れ出す感覚が。
「あ、破水したんだ」
とすぐに確信。

流れ出した量は大量というほどではなく、シーツが少し濡れるくらい。
高位破水というやつかな、と冷静に思う。

ナースステーションまで歩こうか一瞬迷って、ナースコールボタンを押した。
(私の部屋はナースステーションから一番離れてるので。)
破水したらしいことを伝えると、処置室に来てと言われ、歩いて処置室へ。

このとき、見回りにきてくれていた優しい助産師さんとは別の助産師さんが登場。
テキパキしてるけどなんだか厳しい感じの人。

内診。
その助産師さん曰く、
「破水かどうかは試験紙を使えば分かるんだけど出血があるからできない。
ただ様子からして破水の可能性が高いと思う」
とのこと。
「破水したらどうなるんだっけ?破水してもすぐには出産にならないこともあるんだっけ?」
と混乱する頭で考える。(まだお産は数日後だとどこかで思っていた)

子宮口の開きは4cmくらい。さっきより開いている。
内診中も、陣痛の波が来て、結構痛い。
とにかく腰とおしりがぐーっと押される感じというか・・・。

「NSTするから、部屋に戻ってね」と言われ、
内診台から立ち上がり部屋に戻るために歩き出すと、
後ろで助産師さんたちが
「普通にスタスタ歩けてるから不思議なのよね~。
陣痛感覚が短いはずなのに、処置室にもすぐ来れたしねえ。」
と話していた。

そう言われると、「確かに普通に歩けてるなー」と自分でも思う。
助産師さんの言葉を聞いたら、なんだか痛い気がしてきて、
部屋に戻るまでに、一度、強い陣痛が来て廊下で立ち止まってしまった。。
(内診でまた陣痛が進んだ??)

4:30
(おそらくこの辺りで陣痛感覚4~5分くらい)

部屋でNST。ついてくれてる助産師さんは2人。
(優しい助産師さんと、内診してくれた厳しい感じの助産師さん)
この辺りからだんだん本格的な痛みに。
横になっていても、痛みがくるとじっとしていられないし、
思わず「イタタタ・・・っ!」と言ってしまう。

すごく強い陣痛が来てるときに、
NSTを見ている助産師さんから、「あ~今強いの来てるでしょ~」とのんきに言われ
内心「痛いに決まってるじゃん!!」と思っていた。

「どの辺が痛いの?」と聞かれ
「腰とお尻です。なんかトイレに行きたい・・・」と答える。
(汚い話で済みません、、、ほんとなんか出そうな感じがあって・・・)
「トイレ??」と不思議そうに聞き返された。

NSTを見ていた助産師さんたちの間で
「うーん、この感じだともうあっち(LDRのことだと思われる)に行っても良さそうだね~」
という会話がかわされていて、
ここで初めて
「えっ!?今から?LDR!?もしかして今日産むの!??」
と思った。

破水していた場合を考えて、薬を渡される。(感染を防ぐためのもの)

「今からLDRに行きましょう。産褥ショーツ、飲み物、母子手帳を準備しておいてね」
と言われる。

「今から?もう??」状態で、軽く混乱&実感がないまま、
とりあえず、マザーズバッグに言われたものを入れる。
(テニスボールなどのお産セットはあらかじめマザーズバッグに入れておいた)

この辺りで、痛いのと、前日あまり食べていなかったのとで
なんだかフラフラしはじめ、「体力持つのかな・・・」と不安になってくる・・・。

働かない頭で、「ナースステーションに来てと言われたっけ?」と考え、
途中陣痛で1度か2度立ち止まりながらなんとかナースステーションへ。

さっき内診してくれた厳しい感じの助産師さんに
「母子手帳持ってきた?」と聞かれて、忘れたことを思い出す。。

私「わ、忘れました」
助「じゃあ、もう一回取ってきて。」
私「え?もう一回?」
助「うん、取ってきて。だから部屋で待っててって言ったでしょ」
私(お、鬼だ!!!!)

(このときの助産師さんが、まるちゃんを取り上げてくれることになるんだけど、
何事もこんな調子。
でも出産では本当に助けてもらったし、出産後も何かと気にかけてくれて、
病院にいたたくさんの助産師さんのなかで一番好きだったな)

とりあえずなんとか部屋に戻り、母子手帳を取って来ると、
まだ誰にも連絡していないことに気づく。

「初産だし、時間がかかるだろうから、早いかなあ・・・」と思いながらも、
とりあえず母に来てほしくて、エレベーターホールのソファに座り、実家にTEL。

5:09
電話するもなかなかでない・・・
(今電話したら、私の身体に何かあったか!?と心配するだろうな~
まさかもう産まれるとは思うまい・・・)
と考えながら誰かが出るのを待つ。
ようやく父が出た。
「○○だけど・・・。陣痛が来て、産まれそう・・・」と言うと
「え!?」とびっくりされる。
後ろにいるらしい母に「産まれるって!」と言っている声と、
母の「え!?」という声が聞こえた。
私「とりあえず、、ママに、早く来てって言って・・・」
父「まあ、、落ち着いて、頑張れ。」
私「うん、わかった・・・(落ち着けるわけないんだけど)」
こんな感じで電話を切った。

なぜかだんなさんに電話することはせず。
(まだまだかかるだろうから、LDRに行ってからでも遅くないと思っていた。
冷静に考えると、東京からじゃ時間がかかるのでこの時点で連絡すべきだったような、
でも、どうせこの時点で言っても全く間に合わないのでどっちでも同じかな笑)

ソファに座っていながらも、陣痛がくると、かなり腰とおなかとお尻が痛い。
(お尻は、トイレに行きたい感じも引き続き。)

痛みと、それ以上にエネルギー不足でフラフラする。
妊娠中、通勤電車で体験した血の気が引く感覚によく似ていた。

助産師さんに「なんかフラフラします・・・」と言うと、
車いすを持ってきてくれた。
(多分顔色も悪かったんだと思う)

「助かった・・・」と思いつつ、
「今からこんなで、出産できるの?体力持たなくない??」とかなり不安に。

車いすに乗ってる間にも陣痛が来て、じっとしていられない。
思わず「イタタタタ」と言ってしまう。

すると助産師さんに
「痛くていいの!そうじゃなきゃダメなの!
呼吸法はどうしたの?痛いときは呼吸法!」
と言われるも、頭がうまく働いていない私、「呼吸法、、どんなだっけ??」状態。

「教わったでしょ?忘れたの?息を吸って、フッフッフー!」
言われた通りにやろうとするけど、うまく出来ない・・・.
(もともと深呼吸で「深く息を吸う」のがうまく出来ないこともある私、
呼吸法はもっと練習しとくべきだったな。)

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いったんここまで。

かなり長くなったので、分けます。