12日、京畿道南揚州総合撮影所で映画『海賊』の撮影現場公開及び記者懇談会が行われた。俳優キム・ナムギル、ソン・イェジン、ソルリ、ユ・へジン、パク・チョルミン、キム・ウォンへ、チョ・ダルファン、シン・ジョングン、イ・イギョン、イ・ギョンヨンそしてイ・ソクフン監督が出席した。

海賊2

キム・ナムギルはコククジラを捕らえて膨大な懸賞金を狙う山賊のチャン・サジョンを演じる。2009年にMBCのドラマ『善徳女王』でピダムを演じ、強烈な印象を残したキム・ナムギルは『海賊』で再び時代劇に挑戦した。

彼はこの日、チャン・サジョンとピダムのキャラクターの違いを尋ねられ「『善徳女王』のビダムを通じて認知度を積んだ」とし「大衆がそのような面を同様に考えてしまうので悩んでいた」と口を開いた。続けて「演技しながら、いつも悩んでいた」とし「多くのキャラクターを演技する時の変化がないなら、深く演技しようと思った。容貌は、歳をとって深みが出ただろう」と答えを続けた。

「チャン・サジョンは愉快ではあるが、真剣さもある」と付け加えたキム・ナムギルは「ピダムはサイコパスのような面があったが、チャン・サジョンは基本的に愉快な点が異なっている」と説明した。

ソン・イェジンはカリスマあふれる海賊団の女親分ヨウォルに扮した。この日現場で撮影後すぐに記者懇談会に出席したソン・イェジンは、映画の扮装のまま取材陣の前に立った。

彼女は「今までの韓国映画には無かったジャンル」と『海賊』を説明し「フュージョン時代劇であり、海賊というのが韓国の歴史でも稀な素材なので頭の先からつま先まで、外見を作らなければならないと思った」と述べた。続けて「『カリブの海賊』のような映画を参考にせざるを得なかった」と付け加えた彼女は「時代劇だから、少し自由だった。朝鮮時代にぴったりな服ではなく、海賊だと思えるマントなどを活用した」と付け加えた。


海賊1

『海賊』は、朝鮮の玉璽を飲み込んでしまったコククジラを捕らえるために海に降りてきた山賊チャン・サジョンが女海賊ヨウォルと共に海を渡る物語を描く。キム・ナムギルが、チャン・サジョンを、ソン・イェジンがヨウォルを演じる。二人はKBS第2TVのドラマ『サメ』に続き、二度目の共演。ソルリはアイドルグループf(x)(エフエックス)のメンバーとしてデビュー後、初めてのスクリーン出演。今月末に撮影を終え、2014年夏に封切り予定。

[写真=共同取材団、記事=innolife]



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