体調が優れなくて、随分と空いてしまいました
…。
自分の体調を見ながら、書き進めたいと思います。





この日は夫に有給を取ってもらって、一緒に娘のもとへ行きました。


9時からの施術予定ですので、8時45分までに病室へとの指示でした。


検査入院2日目は、肺の血管造影気管支造影全身麻酔で行いました。




8時30分頃
点滴にて鎮静剤の投与開始


8時45分後頃
手術室へ移動

※手術室前の写真です。


8時55分頃
既にうつらうつらと意識の混濁している娘に
『頑張ってきてね!パパもママもすぐ側で待ってるからね!』
と言って一旦お別れをしました。


患者親族は、検査または手術中は控室で待機することになっています。
(1人でも決断できる親族が残っていればOK。)



私たち夫婦を入れて、8組程の家族が同じ部屋に居ました。
みなさん落ち着いているように感じられました。


今回娘は検査なので、手術室の滞在時間は2時間を予定していました。


娘の検査を待っている間、何組かのご家族が変わりました。

結果を聞いて泣いてらっしゃるご家族。
ひたすら執刀医にお礼をのべているご家族。
おめでとうございますと言われ、喜びに満ち溢れていご家族。


私達夫婦は、娘の検査が終わったら、どんな反応何だろう?
この時は気持ちが遠くにあったように思います。



短い時間とは言えリスクある検査です。



内容は2つ。
※全身麻酔のもと行います。
(一発目の麻酔ガスは何種類か匂いを選べましたが、娘の好みのフルーツの匂いが無かったので、今回は匂いは付けないことに。)

①右大腿部の付け根部分を2ヶ所、5mm程ずつ切開し、2本のカテーテルを静脈と動脈にそれぞれ入れ、造影剤を入れて肺の血管走行を確認する。
※リスクは血管損傷・大量出血・血栓症・アナフィラキシー

②右肺の気管支に呼吸器を通じてカテーテルを挿入し、造影剤を注入して気管支樹のを確認する。
※リスクは咳・痰・熱・呼吸不全・アナフィラキシー


待っている間、あまり顔色が良くなかったのか、夫から『早いけど、お昼ご飯を食べてゆっくりしておいで?僕が待ってるから。』と言われました。


この日は朝ご飯ものどを通らなかったので、確かにお腹が空いていました(^_^;)


夫に甘えて昼食と休憩に行きましたが、不安で、結局ご飯はかきこんで、15分ほどで戻りました。
苦笑いした夫の顔が何故か面白くて笑ってしまいました(笑)


夫も入れ代わりで昼食へ。
(結果、夫も直ぐに戻ってきました(笑))
あと30分で出てくるかな~?くらいの時間でしたが、気付けば予定から1時間オーバーでした。


同席していた主治医が呼びに来てくれて、
『無事に検査が終わりました。手術室が混んできていて、○○ちゃんは先にお部屋へ移動したので、ご両親はこれから病室に向かってください。』
因にこの時の感情は、安心よりも(え!?先に帰ったの!?)でした(笑)


お礼をのべて病室に行くと、ベッド周りで看護師さんがバタついていました。



娘はうつらうつらしていましたが、イヤイヤと唸りはじめたのでおしゃぶりをあげました。


この時、酸素マスクを嫌がったので横置きされていましたが、何と緑色の線(酸素を送る線ですね…)が抜け落ちてました(^_^;)
しかも、娘の呼吸がまぁまぁ安定していた事もあって、誰も小一時間気付かず、発見した夫がナースコール。問題無さそうなので~とそのまま解除。(何ともなくて本当に良かったよガーン)


足の拘束は検査後約6時間。
目覚めてからの4時間は地獄でした。


2kg×2個と4kgの土嚢があるにも関わらず、自由な左足で土嚢を蹴り飛ばして暴れます。


看護師さんにヘルプを出し、右足にも土嚢を2kg乗せましたが無意味…。


結局あーだこーだと、夫と代わる代わる押さえることに。


動きたいと泣く娘。
前日から絶飲食でしたが、点滴もあってかオムツもパンパン。でも拘束解除までは交換はダメ…。。


動かすことでカテーテルを入れた血管が開くと大量出血をおこして、命の危険があります。
全力で暴れる娘を押さえるたびに、とても辛かったです。


予定の6時間ちょと前にカテーテルを入れてくださった先生が訪ねて来てくださいました。


『少し早いですが、状態を見て外しましょう。』


足を固定していたテーピングを剥離剤で剥がしてもらい、5mmほどの傷が2つあらわに。
(場所が場所なだけに写真は載せませんが、傷口はとても綺麗でした。)


出血も(内出血含む)ないので拘束解除となりました。


傷口がオムツの中に入る形になるので、衛生の関係で撥水性のあるテープを、不器用な看護師さんが貼ってくれました。
(股関節部分に隙間が思いっきりできて、完全に無意味状態だったので、貼ってもらってテープの一部を切って、上から新しいものを貼りました。お母さん器用ですね!』と言った看護師さんに『そうですか…?』とそっけなく言った私ってひどいですね(^_^;))


パンパンのオムツからおしっこが大量に漏れて、洋服もシーツもびっしゃり濡れていたのでこちらも一斉に交換。


足の重装備が取れた事で、お水(なんといきなりお茶でした…)も解禁。
なんの問題もなく100mlを飲み干し、無事に夕食前に食事もOKとなりました。


娘に食事取らせ(まさかの完食!!)、21時にやっと寝かしつけが終わって、夫と帰宅しました。


検査結果は次の日に一人で聞くことに。
どうか…どうかこれ以上悪い結果でないように…と願うばかりでした。



次は検査結果についてお話ができればと思います。