九州を中心とした西日本一帯で今月上旬、「もや」状の大気のかすみが確認された。国立環境研究所などは中国からの大気汚染物質の流入が原因と分析している。
九州大応用力学研究所(福岡県春日市)の竹村俊彦准教授によると、「かすみ」が見られたのは3~9日で、期間中の西日本各地の最低視程は▽長崎の福江島3キロ▽那覇4キロ▽福岡、広島、大阪5キロ--と、見通しの悪い状態が続いた。
この間、普段は大気1リットル中に5万~20万個の微粒子を、約50万個計測。比較的粒子の大きい黄砂や火山灰などは観測されず、5マイクロメートル以下(1マイクロメートル=0.001ミリメートル)の微粒子が急増したという。
2月18日の毎日新聞の記事です。
宮崎の新燃岳の噴火が影響してるのかなと、ずーっと思っていたんだけど、まさか大気汚染とは・・・・。
車の汚れも、真っ黒な煤ぽい埃で、いつもと違うなと気になっていました。
この微粒子は、非常に小さいため吸い込みやすいので、呼吸器疾患などを引き起こす原因となるらしいのです。
花粉症対策だけでなく、今年の春はマスクが必需品です。