昨日のテレビで、松阪大輔投手の小学校卒業時の夢が流れていました。
1)甲子園に出場し優勝する。
2)ドラフト1位でプロ野球選手になる。
3)100億円プレイヤーになる。
夢を夢で終らせなかった理由は、具体的な目標設定をしたからでしょう。
では、なぜ目標が必要なのでしょうか?
成功に関する本を読むと、『目標は紙に書きなさい』なんて事が良く書いてあります。
また、結果を出している人、成功している人は、目標をきちんと持っているし、紙に書き出したりしています。
実際、アメリカのとある大学でMBAを卒業した人に対して追跡調査をしたところ、目標をきちんと明確にし紙に書いている人と、そうでない人とでは、平均年収に何倍もの大きな開きがあったそうです。
同じ大学でMBAを取っているわけですから、そんなに頭の良さや知識は変わらないはずです。
だとしたら、やはり、目標を紙に書くということが結果に大きな違いをもたらすということになります。
では、なぜ、目標を紙に書き出すという、たったそれだけの行為がこれほど大きな違いを生みだすのでしょうか?
それは、人間の脳の仕組みと大きな関係があります。
人間の脳はとても高性能なのですが、それでも、五感を通して入ってくる情報全てを処理するだけの能力はありません。
ですから、ある程度入ってくる情報に制限をかけることになります。
たとえば、あなたが通勤や通学で良く通る道。
その道にある看板や電柱に何が書いてあるか、どれくらい覚えていますか?
ほとんどの人は、よほど自分の関心のある広告でも貼ってない限り覚えていないでしょう。
もしかしたら電柱なんてあったかどうかすら覚えてないかもしれません。
でもその情報は確実に視界には入っているはずです。
でも、意識していないから入ってこない。
存在にする気づかない。
でも、意識し出すと、これまで全く感じていなかった感覚を感じたり、気付かなかった物音が聞こえてきだすかもしれません。
それと同じことが、目標設定でも起こるわけです。
たとえば、100万円を手に入れたいと思っているとしましょう。
100万円が手に入るチャンスや、100万円を手に入れるヒント、情報は世の中に溢れていたとしても、もし、一瞬だけ『100万円欲しいなあ~』と思っただけで、そのあと忘れてしまったら。
そのチャンスや情報に気づくことがなくなってしまうわけです。
でも、きちんと、目標を紙に書き、繰り返し、その目標を見て本当に心の底からその目標を達成したいと思うようになっていたら、そうした情報やチャンスが見えるようになるのです。
今まで見え無かったチャンスや情報、他の人には見えないチャンスや情報が見えるようになるのです。
つまり、チャンスはすべての人に平等にあるけど、それに気づけるかどうかは、きちんと目標を設定しているか、どれだけ強くその目標を達成したいと思っているかにかかっているということです。
また、情報をキャッチするという面から言うと、目標はより具体的で明確な方がいいです。
達成したい目標を明確にして紙に書きましょう!
どうぞ、お気軽に、A-Styleへ遊びにきてください。