いよいよ、明日から改正貸金業法が全面施行されます。
キャッシングの総量規制。
年収の3分の1を超えるキャッシングができなくなります。
借り入れがすでに3分の1を超えている人は、すぐに一括返済をする必要はないが、新たな借り入れはできません。
専業主婦は、実質的にキャッシングができません。
キャッシングしないから大丈夫というのであれば、問題はありませんが・・・・。
12月には改正割賦販売法により買い物枠の一部に上限が設けられるので、こちらの影響は大きいと思います。
翌月一括払いでのカード使用には上限額は法律による規制はありませんが、ボーナス払いや分割払い、リボ払いに関しては、包括支払見込額により、キャッシング同じように年収による規制が適用されます。
例えば、年収300万で4人家族(賃貸在住)の場合、
300万円 - 240万円(標準生活維持費)× 0.9% = 54万円
ようするに、50万円程度の枠しかもらえないということ。大型液晶テレビを買ったら、もう殆ど余裕がありません。
子供の教育ローンや車のローンも組めないということです。
多重債務者の救済という大前提と当時のマスコミ報道に対するパフォーマンス的に自民党が作った法律だったと記憶してます。
今頃、経済効果に影響があるとか、違法な組織の資金源になるなどと騒ぎ始めてますが、どうなることやら。