昨年まで勤めていた会社の同僚から、急にメールでの連絡が届くようになりました。
会社は社員を守るといいつつも、個人は切り捨てることに非情です。
会社が右肩上がりのときはそう感じないものですが、安定期から右肩下がりに入る頃には、企業を守るための施策講じてきます。
定期昇給の据え置、賞与のカット、希望退職・・・。
社員の生活の安定を図るといいながら、じわじわと真綿で首を絞めるように、気づいたときには手遅れというのが現状ではないでしょうか!
昨年、この会社の人に対する基本的な姿勢が大きく変わってきたことに気づかされることがあり、退職の決断をしたわけですが、その時に「なんでやめるの、世の中厳しいよ、我慢してしがみついておいたほうが懸命だ」とアドバイスをくれた人達が、今慌てふためいています。
子会社を突然売却し、そこに勤めていた社員に1時間程度の説明で、退職か労働条件が悪くなるかを選択させ、即日自宅待機を命じる。支店の統廃合を名目に、東京や大阪に強制的に近い異動を命じる。退職金制度の見直しを図るなどなど・・・・。
結論としては、自分を守るのは自分でしかないということ。会社は、自分の夢を実現するためのアイテムでしかないと考えることです。
企業がリスクの分散のために多角経営するように、個人も収入の多角を図らなければ、生きていけないし、夢を達成することさえできないと思います。
今さらではありませんが、自分自身にこれから起こりうるだろう不安を感じて、相談の連絡をくれた同僚たちは、まだまだ頑張れる人間だと思います。
彼や彼女たちに少しでもお役に立てたら・・・、さぁ連絡を早く取って話をしないと。頑張ろう!!