水曜日、午前9時に父親が自宅で倒れました。
上町の大阪医療センターに搬送されましたが、6月5日に逝ってしまいました。
1年半前に肝臓癌が発見されたのですが、手術と抗がん剤治療を拒否していたので、覚悟はできてました。
肝臓を癌細胞に覆いつくされていたので、いつ破裂してもおかしくない状態でした。
瀕死の状態なのに、意識はしっかりとしてました。嘔吐と下血が続くなか、「今日の当直の人は災難やな、ほんまに申し訳ない」と看護師さんを気遣っておりました。
人の話を黙って聞き、決して反論はせずに暖かく見守ってくれ、相手のことを常に気遣いながら適切なアドバイスをおくってくれる・・・・・・、そんな温和な人でした。
「明日は厚顔、夜は白骨」という言葉にあるように、一分一秒を大切に、目的を持って生きていくことの大切さをあらためて考えさせる一週間でした。
妻や自分の子のためだけでなく、悔いの残らない人生を全うしたと胸をはって、天界に昇って行きたいと思います。