1月21日、東京都葛飾区立水元図書館にて講演。

「我がふる里・沖縄を語る~沖縄の歴史・文化平和の心」

昨年の講演が好評だったとのことで、

何と、40周年記念行事の一環としておよびいただきました。

 

会場は、水元図書館の方々が、図書館にある沖縄関係の本を

ズラッと展示し、沖縄のイメージ一杯にご用意下さっていました。熱い想いが伝わり、写真を撮るのを忘れ・・・

沖縄大好きな三線奏者4人が同行。

 

 コロナコロナ禍で人数限定、しかも、中止もあり得るとの

葛飾区報のお知らせにも関わらず、

午後2時の開会なのに、1時からお見えの方や、

30分前には、もう何人も並んで受付を待っていました。

 

葛飾区との出会いは、

私の母の妹・私の叔母家族が暮らしている街。

小母は、沖縄戦の体験者。戦争で痛手を受けた

沖縄今帰仁村から葛飾の親せきを頼って上京し、

美容師としてスタート。

二人の子を国立大学に通わせ、

一人は医者に、一人は東京の教員に育て上げ、

晩年は、葛飾区の小中学校等々で、

沖縄戦の体験を通して平和を語り、

絵や詩や俳句を書いて静かに余生を終わった一人です。

 

そのご縁から、昨年、沖縄の食文化の講演をさせていただき、

水元図書館40周年記念講演としてお招きいただき、

沖縄の歴史や文化、そして、永久平和を目指す、

沖縄の平和の心をお話しさせていただきました。

泣きながら、

お聞きになっていらっしゃる方も。

私より、ご年配の90歳の方や、お身体の不自由な方も。

また、若い方も。

一生懸命に聴いて下さる方々に心込めてお話をしました。

サンシン奏者の方が、

話の内容によって、そっと、さりげなく、伴奏して下さったり。

最後は、明るく、沖縄の文化の話を。

サンシン演奏の皆さんは、皆、沖縄出身ではありませんが、

サンシンの音色に魅かれ、沖縄大好きになった方々。

私も、改めて、故郷のサンシンの音色に魅せられ、とりこになるくらいですから、会場の皆さんも、一緒に、サンシンに合わせて歌ったりと、会場が沖縄にいるような気分でした。

休憩タイムには、サンシンを触ったり、一寸ひいてみたり・・

 

沖縄では、最後に、踊るんですよ。みんな一緒にね・・・

等など、話し、手を動かし、立ち上がって、体を動かして、

カチャシーを踊り、会場が笑顔一杯に。

サンシン奏者の中には、サンシン片手に輪に入ったり、

高齢の方は、最初、座っていらしたのですが、

手を取ってもらって、ニコニコと立ち上がって踊って下さったり。

 

最後は、「故郷」をサンシンに合わせて大きな声で歌いました。

うさぎ追いしかのかわ・・・・・と・・・・

 

水元図書館館長様始めスタッフの皆様、

そして、わざわざ足を運んで打ち合わせ頂いた中山様、

また、昨年のご縁を紡いでくださった前館長様、

いとこのみどりさんにも、心よりお礼申し上げます。

 

また、日ごろお世話になっている、

公益財団法人「沖縄協会」東京支部の木村所長様には、

「沖縄協会だより」をご持参頂き、参加者への資料ご提供感謝申し上げます。

また、遠く板橋や練馬からも駆けつけて下さった杉沢さんご夫妻や久世様にも感謝!

同行のサンシンの皆様にも、感謝!感謝!

人は繋がる。出逢いは宝・・・・・ですねえ!