青い、青い大空の下、山々の稜線が、穏やかに、

くっきりと姿をみせた、10月18日、

東広島市立松賀中学校(加藤慎吾校長先生)へお邪魔した。

まるで天空に建つ学校のようであった。

校長先生自ら、玄関までお出迎え下さり、校長室へ。

玄関には、4人の氏名が書かれ、ようこそと。

気配りのある学校であった。

廊下にも、校長室にも、生徒たちの活躍の賞状や楯がズラリ

陸上、バレーボール、緑化ポスター、駅伝大会、作文コンクール等々でも、生徒たちの受賞の数々。

元気で、夢に向かって挑戦する生徒たちの姿が垣間見えた。

校長先生の特別なご依頼に伝統文化に触れてもらった。

午前中4時間目に1年生と3年生へ、サンシン演奏。

特別に美味しいランチが用意されて・・・

5時間目から、修学旅行へ行く2年生。

体育館に、きちんと集合した2年生、約130名。

きりっとした声に、一糸乱れず

しかも。。きりりとした姿の後には、黙とう。

心を引き締めて、集中せよ!ということなのでしょう。

滅多にない事前の光景です。

 

目を輝かせて、聞き入る生徒達でした。

沖縄戦については、後日、加藤校長先生が、直接、2時間の講義をするということでしたが、私しか話せない、沖縄戦の事、父や母や恩師のことなどに触れさせてもらって、

沖縄の平和の心を話す。

後半は、沖縄の文化や食について。

サンシンの音色にも心躍らせ、

最後は、皆で、ぐるりと大きな輪になって、カチャシーを踊った。

沖縄の歌だけではなく、童謡もサンシン伴奏で歌いましょう。

と、赤とんぼ等を歌った。

また、担当の後口先生から、生徒が知っている沖縄の歌を、

サンシン伴奏で歌わせたいとの要望もあり。

先生が画面いっぱいに写して下さった歌詞を見ながら、

体育館が割れんばかりに、ハイサイ叔父さんなどを唄った。

元気な声に、私たちの方が、元気をもらったのです。

有難う、松賀中の皆さん!

 

皆さんが、徒歩で歩く、古宇利(こうり)大橋の下の海は、

沖縄の海の碧い紺碧の海です。

歩いて渡る学校は、ほとんどありません。

また、その海で、皆さんは、ハーリー体験もするのですもの。

きっと、広島とは、また、違う文化や体験から、

新たな友情と、未来の自分の夢と希望を持つことができることでしょう。楽しんできてね。

最後の生徒代表の挨拶に、サンシン演奏の皆さんは、

校長室に戻ってからも、涙を流していました。

すれ違う生徒達一人一人が、

「ありがとう!ありがとうございます」と、

声をかけてくれたのだそうです。

 

 担当の後口先生始め、学年の先生方に厚くお礼申し上げます。とりわけ、様々に、ご案内や、連絡等々を直接いただいた、

沖縄修学旅行民泊の親ともいうべく加藤校長先生に

心よりお礼申し上げます。

 

何故か、後ろ髪を引かれる思いで、

天空の輝く山々を眺めながら、学校を後にしました。