秋晴れの10月4日、

東京駅から茨城県大甕駅前にそそり立つ,

茨城県日立市、大甕駅1分の

茨城キリスト教学園高等学校へお邪魔した。

(以前にも訪れた高校)

「心豊かで、実力のある自立した国際人の育成」

を目指しています。

 

認定こども園、少・中・高・大学が、

同じ敷地内にあり、中・高一貫性高校です。

何と、大甕駅の学園口を出ると、目前に、

石畳の立派な塀の上が学校。

駅も、校舎も、見事に新しくなっていた。

高校へは、桜並木の坂を少し少し上る。

落ち葉がコロコロと、もう、秋の気配。

講堂入り口付近には、大きな松の木。

その下にも、松ぼっくりが。

自然の息吹を残している学校だ。

 

2年生約270名が

沖縄への修学旅行を楽しみにしています。

と、担当の中岫先生から、

沖縄のこれまでの歩みや、戦争による被害、

女子生徒も多いことから、

ひめゆり学徒隊の事や、

沖縄県民が現在も、抱えている諸問題等々・・・

触れて欲しいと要望あり。

歴史や文化等々を踏まえて、

父や母の姿など、我が家の事を話す。

何故か、

母の姿や私を負ぶって逃げ回った祖母の姿や、

もらい乳した事等を話すと、

心が痛くなり、言葉が詰まる。

何十回と話しても、心が痛む。

 

最後は

カチャシーなどで賑やかにして欲しい

との要望により、

今回は、私の講演活動を応援している、

サンシン隊3人を同行。

その中の一人は、83歳。

戦争の被害を受けた彼女にも、

体験談を少し語ってもらった。初の試みでした。

サンシン隊の3人は、沖縄出身者ではないのに、

どうして、沖縄が好きになり、

サンシンを弾くようになったか?・・・

 

最後は、皆でカチャシーを踊って、躍って・・・

実は、前もって、先生に、

元気な生徒を5人位紹介して、とお願いし、

スタートする前に、5人の男子生徒に、

カチャーシーが始まったら、

鉢巻きして舞台に出て踊ってね・・と。

さあ~、忙し、忙し、

「沖縄ではね、結婚式や色々な祝い事の最後は、

皆で踊るのよ。新郎も新婦も。出席した人も、

舞台に上ったり、降りたりして、

みんなで盛り上がるの…」と、説明し、

サンシン隊の響きに合わせて、

さあ~踊って、踊ってと、生徒を舞台へと・・・

恥ずかしがり屋さんも、引っ張ってね。

最後に、生徒を代表して、

先ほど鉢巻して踊ってくれた、

大友秋範さんから、

「今日、お話をお聞きして、

沖縄への修学旅行が楽しみになりました。

早くいきたいです。

また、サンシンでのカチャシーも楽しかったです。」

と、力強くお礼の言葉が。

瞳輝く生徒達でした。

末来への平和の心と、希望を託せる生徒たちでした。

 

素敵な笑顔の生徒達。

時間延長させていただいたのに、

まだまだ、一緒に、色々話したかったなあ~。

沖縄から、沢山の思い出を作ってきてね。

 

修学旅行は、また、旅行者(社)あっての事。

今回は、何と、同大学の卒業生の

日本旅行水戸支店の塚田加奈子さんでした。

生徒達との修学旅行への企画や同行を

楽しみに万全を尽くします・・

との、最後までお見送りいただきました。

また、今回も、

パソコンの操作や、写真等々を、

北見先生に沢山とっていただきました。

担当の中岫先生や引率の先生方16名にも感謝。

初秋の落ち葉を踏み、学校を後にしました。