2018年2校目の訪問先は、東京都立農芸高等学校でした。

東京都の一番古い学校、明治33年創設の学校です。

都心に近いのですが、緑に囲まれ、広大な敷地にまず、びっくりです。

環境教育を実践宣言をしており、自然環境だけではなく、

5R≪省エネ・友達・食べ物・生活空間・生物を取り巻く環境)などを通して、

未来の環境問題を実践しています。

広大な敷地では、野菜なども育てたり

リンゴジャムやクッキーなどを作り、杉並区役所で販売などもしているそうです。

 

かつて、環境教育を実践してきた私には、大変関心のある校でした。

担当の先生から、食文化、歴史、建築、植物、自然環境などについて話をして欲しいと要望があり、その要望に沿って話すことに。しかし、沖縄で平和講和を聞くそうですが、私が是非伝えたい沖縄戦の事、気づいて欲しいことを話したいと申し入れ、平和についても入れていただいた。

当日は、梅雨入りの東京、パソコン背負って学校へ。

涼しい視聴覚室で、メモを取りながら熱心に聴いてくれた生徒達。

 

講演が終って、生徒の中に入り、いろいろとおしゃべりをした。

生徒の中に、一人、質問によく答えていた女子生徒が、母が沖縄出身です。

祖父母が沖縄うるま市に住んでいるので、修学旅行で沖縄へ行くのが楽しみです・・・と話してくれたり、

男子生徒が、沖縄の建築様式に関心があり、今日の話を聞いて、実際に沖縄の家をしっかり見てきます。

また、女子生徒が、沖縄の家の作りやデザインに関心がある・・・、

また、ある生徒は、沖縄の食物と自然について調べたい・・・など、

関心の高さを知ることが出来ました。

みんな、自分の方向性を持って学校で学んでいるんだなあ~と思い、

改めて、話足りなかった部分にも気づいたこともあり・・・時間が欲しいなあ~

50分+50分でしたのにね。

この学校では、ずっと、北海道への修学旅行だったようです。

今回、初めての沖縄です。

どうぞ、沖縄で沢山学び、体験し、発見し、気づいて、

これからの自分に生かして欲しいですねえ!沖縄には、そういう要素がいっぱいあるんですよ!!

 

沖縄の食材を使用してジャムやクッキーを作り、現地で販売したら?

などの提案もしたり、

事後指導のご案内もしました。

事後指導とは、修学旅行のまとめや、もっと深く知りたいことへも、派遣制度がありますよ。

と、担当の先生にお話すると、目を輝かせていました。

今後、何等かのお手伝いをしたいと考えています。

修学旅行アドバイザーは、私には、単なる、一方的に話をするのではなく、

もっと、前に進めるようにお手伝いすることも大切と受けとめています。

勿論、沖縄へ繋がる子とを忘れずにね。