来年、創立120周年を迎える、

千葉県立大多喜高校は、元、大多喜城内、二の丸にある、歴史ある学校です。

国の重要文化財が校地内にあり、

教室の窓からは天守閣がすぐ近くに見えます。

又、緑豊かな桜並木に囲まれ、学校全体が公園のようです。

おまけに、校舎内には、ホラ、

はちけれんばかりの生徒の笑顔あふれる絵画が廊下という廊下に展示されています。

作品そのものが、まるで、現代の若者の姿を生き生きと表現しているのです。

しかも、さりげない中に、決して、大人では表現できない、笑顔、所作、周りにも、

髪の毛にも、口元にも、目にも。指一本一本に、・・・・・

本来ある若者の笑顔、はじけそうな命を感じます。

作者の生徒と~将来は美術を生かした仕事をしたいそう~

 

習字にも・・・この力強さ・・・・

 

絵の中の姿ばかりではありません。

廊下や階段ですれ違う生徒一人一人が、立ち止まって、

眼を合わせ、元気な明るい声で「こんにちは」とあいさつしてくれるんですよ。

何十人もの生徒が、短い時間に挨拶してくれたことでしょう。

その笑顔、そのはつらつさが、絵の表現に実にイキイキ、そのままの姿で現れているんです。

どう表現していいか分かりませんが、ご覧あれ!

講演が終わって、代表挨拶をした男子生徒のりりしさと頼もしさに、

大多喜高校の全てが凝縮されているようでした。

「僕は、沖縄について、あまり知らないということが、今日の話を聞いて気づきました。

沖縄の人の大切にしていること、歴史の中で培ってきたこと、戦争の中での同年齢の人の置かれた立場、改めて、もっと、沖縄を学習して出発したいと思います。また、ガジュマル伝説や今の沖縄の置かれている立場や、豊かな海や自然なども、現地に行って、自分たちの目で確かめ、これからの未来へ生かしていきます。・・・・・・・」と。先生方のご指導のたまものでしょう。

素晴らしい生徒たちと出会い、元気をもらった私でした。

4年前、初めて訪れ、再びの出会いに感謝したいと思います。

イッペーニフェーデービタン!!

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