1月24日、千葉県にある、(私立)日出学園高等学校へ。

幼・小・中・高校の一環校です。

担当の先生が駅までお出迎えいただき学校へ

応接室で待っていると、にこやかな女生徒がノックして入ってきました。

お迎えしら?

いいえ、これをどうぞ。

と、自分たちのものらしい、ひざ掛けを出したのです。

あら、・・・と首をかしげると、

会場の体育館は寒いので、どうぞ、・・・というのです。

先生に頼まれたの?

いいえ、先生には許可を得てきました。私のです・・・と、

二人それぞれの、かわいい絵柄の温かそうなひざ掛けです。

大丈夫よ。私は寒さに強いから、しゃべっていると自然にエネルギーが出てくるのよ・・

嬉しい笑顔に、自発的な行動に・・ホッとした気分になりした。

実は、本日は小学校の合格発表日でした。急遽予定していた会場が、合格手続の部屋になったので、体育館に変更でした。確かに寒い会場、女子生徒は、2~3人で膝掛を床に敷き、ひざ上にも何人かで掛け合っていました。

先ほどの女生徒は一番前で、にこやかに待ってくれていました。

寒い中での七〇分余。でも、生徒たちは、身じろぎもせず、聞いてくれました。

実は、この学校の学年主任の先生の大学時代の友人が、沖縄が大好きで沖縄へ移住。

しかも、首里城に勤務し、沖縄の歴史などを研究している人とか。

沖縄の歴史や首里城については、ホテルでその方が特別に講和し、翌日は首里城を案内する予定だそう。

その辺は、流れだけを少しお話しました。

帰り道も、駅まで近いうえ一人でも大丈夫ですから、と、お断りしたのですが、

担当の先生が駅まで歩きながら送ってくださったのです。

先生も、実は、大学を卒業して、海が大好きで沖縄へ1年間沖縄住んでいたそうです。

ですから、いろいろな繋がりのある先生でした。

むしろ、沖縄の海は、私などより、よ~くご存知で体験をしている方でした。

校庭に咲いている水仙の花を、雪の重みで倒れているからと、

丁寧いに切り取って生ける先生の姿も。先ほどの膝掛をどうぞと、持ってきて

くれた生徒の姿を重なり、

人気のある私立の学校の別の側面を見た思いでした。

沖縄と色々と繋がる先生方が、沖縄の修学旅行を支えている・・・

感謝しながら、京成線菅野駅を後にしました。

 

 

北風が吹いて寒い日でした。