パニック障害持ちのLIVE | パニック障害なりかけブログ

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2015/9/22 前触れもなく動悸と息苦しさに襲われ、2日後に心療内科へ。
パニック障害の一歩手前と診断されました。
服薬をし、仕事を続けながらの治療を選びました。

初診から数日後、LIVEに行く予定がありました。
しかも、家から電車で一時間半の場所。
しかも2DAYS。

大きな会場なので、人だらけな状態ですが、私は人混みではパニックにならないから、問題は電車だ!と意気込んでいました。
アーティストは伏せておきますが、ほとんど立って拳を振り上げたり、踊ったりヘドバンしたりというバンド。オールスタンディングではないので、パーソナルスペースは確保されます。
大好きなバンドで、先月は新幹線で遠征したほど。
なので、LIVEが始まれば大丈夫だと思っていました。
大丈夫だったんです、1日目は。


問題は2日目。
1日目が大丈夫だったからと、余裕をこいて盛り上がっていたのですが、アンコール終盤、バンドのメンバーが会場の花道を一周する前、人が押し寄せないように、スタッフが通路に柵を付けたんです。
その瞬間、激しい動悸、めまい、足のしびれ。
それよりなにより、出られない!出られない!逃げたい!逃げたい!と居ても立っても居られない状態。

一緒に行っていた友達が、パニック障害について知識がある方だったので、友達の手を握って「ヤダヤダヤダ!こわい!死にそう!」と叫びました。
友達は直ぐに私に頓服を飲ませ、ガムを食べさせ、「ゆっくり噛んで、ゆっくり噛んで。だんだん楽になるから」と。
それでも治らない私は「あの柵ヤダ!こわい!出れない!」と叫ぶ。
「本当にダメなら飛び越えれば良いんだよ、一緒に飛び越えてあげる」と手を握りながら言ってくてました。
背中もさすってもらい、段々と落ち着いてきました。

一番盛り上がっているアンコールの曲の間の出来事。
友達には悪いことしちゃいました。

なんとか最後までLIVEは見れて、退場になった時には、さっきまでのことは何だったのかというくらい晴れ晴れとした気持ち。

でも状態が一度出るとすんごい疲れますね、、、
そのせいか前日は大丈夫だった電車の中もダメになり、途中下車しながら三時間かけて帰りました。

大好きなバンド、大好きなLIVEで症状が出たことにすごくショックを受け、12月にあるLIVEのチケットを取る勇気もなくなった自分がちょっと悲しいです。

はやく治ると良いな。