雨のにおい
雨の匂いが好きだ。
しかし今は雨が降ると、放射線量が上がるだとかなんだか違う感覚になってしまう自分がいる。
そんなこんなで、新茶だぁ~、新玉だぁ~とかっていうありがたみも以前とは変わってしまってたりもしている。
自分自身は、以前と変わらずに何でも口にしたり、
どんなに大雨だろうが、外での作業に躊躇したりはしないが、
今時は、毎年恒例のごとく行われている すだて に参加するにしても
こんな承諾書を書かなきゃなんないご時世なのである。
まだ小さい子供たちのことを考えると単純に割り切れない現実ってのがある。
野菜嫌いな自分の子供に
「ちゃんと残さずに全部食べなさい!」っていうセリフも、
一瞬、ん?ってなる時もあったりするのだ。
だけども、オイラはいつもと違う顔を見せる雨の日が好きだ。
昔働いていたレコード屋で、ダメな先輩が雨の日にかけていた
LEON REDBONEのアルバム
なんだか雨が降ると聞きたくなる。
同じように自分にとって雨を感じさせる音楽
音楽の、意識に与える作用のスピードってもの凄く早い。
ここいらの曲を聴くと、いつだって自分は、
雨の日のあの頃の自分に出会えたりもできるのだ。