1月7日
韓国のKさんから連絡がくる。
Kさんとは、韓国で一緒に商売をやろう!!と、6年ほど前に一緒にはじめ、結果トンデモなくヒドイ目にあった
(今となっては、ものすごい経験をさせてくれた)6~7年前からの付き合いのある韓国の友人である。
何でもその彼が、ソウルから車で1時間半ほど離れた天安という場所で、
来週の1月11日に自分の会社をオープンさせるという。
彼はトラブルメーカーであり、普通ありえないだろうといったトラブルを引き寄せる人だ。
これまで何度かこの類の話を聞かされてきたが、残念ながら、実際何一つさえ実になっていない。
去年の12月はじめ頃から、自分の携帯に、頻繁と彼からの海外着信が入っていたが、
ちば映画祭
の準備等で、いっぱいおっぱいだった自分は、それにかこつけて、
面倒ごとに今は捲き込まれたくないと無視をしていた。
彼としては、彼の店のオープンを自分に伝えたかったというのに、
自分は、韓国+彼=絶対面倒なことになる。といった勝手な図式を作り上げて、
彼から距離を置いていたのだ。
ハタからみれば酷い男だ・・・でも・・・まぁ、結果よしとしよう。
今度オープンする店は、2階建てでショールームもあるという。
何度も何度も失敗し、それでも這い上がってチャレンジするKさん。
『何度も諦めかけたけど、自分にはコレしかないんですよ・・・借りは絶対に返しますよ。』
悔しくて悔しくて二人で泣いた、あのソウルの街・匂いを彼も忘れてはいない。
何だかうれしくて胸がいっぱいになった。