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this is chiba,not cheeba~番外編 ネコ・ネコ・ネコ~



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会社の前の細い道路で子猫が車に轢かれる。

 

 



猫を轢いた車はそのまま轢き逃げて行き、

 

 

轢かれた子猫はギャーギャーと暴れ、しばらくするとその場で死に絶えた。

 

 



「保健所を呼べ!!」

 

 





どこかで誰かが口走ると、

違う誰かがすぐさま保健所に連絡する。



手慣れた対応だ。

 

 



こんな風にして時は流れてきたんだ。

そして、そんなモノに自分は少なからず恩恵を受けてきた(受けている)んだと感じた。









千葉の祭りである妙見大祭の事を歌った

千葉の芸者さん達に歌い継がれている

千葉小唄” なる古くからある唄がある。



千葉の妙見様 

 

 

 

 

 

  ヨイトヨイトサ

 

 

 

  祭りのたいこよ

 

 



  七日たたいて七夜なるよ

 

 



  サアサドントブテ

 

 

 

  ドントドント ドントブテササヨイトヨイト ヨイトサノサ

 

 

 

 

                            歌詞より抜粋





妙見大祭とは、8月16日から22日の七日間に渡って行われる千葉神社の祭礼である。

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千葉神社のホームページ
をみると、

 

 

 

 

妙見様は北極星であり、千葉のルーツである千葉氏はこの北極星や、
北斗七星を崇めていたなる興味深い話につきあたる。

 


そういや、実家の近くにある亥鼻という地名のところには、
七天王塚という北斗七星の形に配置されているという七つの塚がある。


語りつがれた言い伝えなどは詳しく知らないが、

自分が中学生の頃は、この七天王塚がちょうど学区内にあったので、

まつわる心霊話や恐怖スポットとしてもてはやされていた。

 

自分が中学一年の頃だったか、この地域で起こった殺人事件が、

 

この七天王塚と関連があるみたいな噂話が拡がり、

僕ら中学生は七天王塚に対しての神秘性をより強く意識した記憶がある。

「古きをたずねて、新しきを知る」という
古典の言葉の内に深く入り込み、
やはり千葉で映画祭をやろうとするならば、

その土地の特色なぞを知るべきなのかなぁーとか考えてしまったりした。


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千葉の祭りの情景を歌う

千葉小唄


そんな唄を歌い継ぐ8?歳の実家の隣近所に住む芸者さん(平井さん)

何かの縁で、この平井さんが
三味線を弾いて歌う 千葉小唄をド素人の自分がビデオで録画(録音)することとなった。

場所は町内会の会館だ。


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気楽な気持ちで構えていたが、この演奏の音源をCDとカセットテープにして

最終的には、町内が祭りで集まる時に流したいというではないか。

 


歌詞の順番はバラバラ、
喘息もちで、ときに咳こむ平井さん。
そして、
「適当に切って繋げればいいよ。」という町内会長のお言葉・・・


さて、どうしたものか。






三味線に猫の皮が使われているのは聞いたことがあったが、

 

猫のオッパイまで付いているとは知らなかった。


立派なバチは象牙だという。

伝統には、
なんだか動物愛護なんちゃらが反応しそうなネタがいっぱいなのである。


“非実在老人問題”

今、マスコミが騒いでいるが、

超高齢社会これからどういう方向に向かうのだろうか?
この町内も独り暮らしの高齢者の方が多い。

平井さんもその一人だ。


「ここいらの芸者さん
みんな死んじゃって、私が一番古くなっちゃった。」

と呟く平井さんが奏でる三味線の音は、

力強く、どこか儚げであり、こういうのを艶っぽいというのかも知れないなーと感じた。
 

 

 


語り継ぐということはどんなコトなのだろうか。

自分はまだこの言葉にさえ触れちゃいない、ただ傍観しているだけだ。

なんだかそんなコトを感じた今回の機会であった。

う~ん。音源どうしようか・・・


追記:



猫舌運送って・・・

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やはり、お熱いのがお好き・・・じゃなく、苦手なのかし???