ちば映画祭~初期衝動~
日本全国さまざまな所で映画祭なるモノが数多く存在するが、
そんな中でも未だ謎の多い“ちば映画祭”なるモノを探ってゆこうと思う。
まずは、ブログという形で存在するホームページなるものを覗いてみる
http://chibaeigasai.blog92.fc2.com/
はじまりから、いきなり宣言している。
内容は正直?であり、いきあたりばったり感をヒシヒシと感ずる。
調査の結果、男は2008年7月1日に、イキナリ周りの知人に千葉で映画祭をやる!!
ので手伝って欲しいと言い出し、愛すべき?ダメ人間の、高崎に住む高崎ゾンビ 氏に、
映画祭のコンセプトを送り、ホームページの依頼をしたという。
この時点で、決まっていたのは、
知人の映画監督である廣田正興氏の“代々木ブルース ”の上映。
それも、単なる監督との口約束だけであった。
映画配給などのシステムなどまったく知らない、
作品は監督のモノだから、
監督がOKならば作品を借りられる的な思い込みと、
『とりあえず他の作品は、廣田監督が何とかしてくれるだろう。』
という非常に身勝手な思い込みから借り予約した
その年の11月23日の千葉市民会館小ホールの借り予約だけであったという。
Q:この時、何故、廣田監督が何とかしてくれると考えたのか?
A:そもそものきっかけは、地元の町内会で、
町内の資源回収とか、祭りとかの町内行事で
集まるメンツが決まった顔しかいないので、
自分達の負担を少しでも軽くできればという考えのみで、
何か人集めみたいな事ができないかと考えていた。
だって、町内の青年部っつたって、
若いのは自分含めて2人しか居ない状態だからね。
後はみんな平均年齢が60歳代だぜ、
そんな人達が、世代交代、世代交代と言うわけさ、
こりゃ、何とかしなきゃいかんぜよと、
日々若い2人で考えていたんさ、
そん時に、自分の爺さんが昔の町内のお祭りなどを
撮りためていた8ミリフィルムが、スンゲー数あるのに気づき、
コレを上映して、人集めに使おうという案がでてきた。
そこで何かがスパークしたんだ。
知り合いである廣田監督の“代々木ブルース”を千葉で上映してみようって。
彼にとってのこれからの映画作りに少しでも貢献できればと。
そんで、さっそく廣田監督に電話したら、
どうせやるなら映画祭を立ち上げなよ!!っていうもんだから、
そいじゃ、やってみるか!!って感じかな。
だから、とりあえずは上映できる場所だけ予約しといて、
後は、廣田監督が何とかしてくれると考えていたってわけさ。
彼とは、矢口史靖監督の『ひみつの花園』の現場で、
エキストラとして知り合ってからの付き合いだから、
何とかしてくれるって、そりゃ思うわな。
つづく