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今回は「負の遺産」として登録されているポーランドの「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所」をご紹介♪

世界遺産の中には、美しくも偉大でもない「負の遺産」が登録されています。負の遺産にはとても大切な世界遺産のメッセージが込められています。広島の原爆ドームと並ぶ負の遺産の代表格が「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所」です。

ヒトラー率いるナチス政権は、健康なアーリア人のみを優遇する政策をり、1933年に断種法で心や身体に障がいを持った者を社会から排除すると、1935年にはニュルンベルク法でユダヤ人の社会活動を事実上禁止しました。

ユダヤ人たちはゲットーと呼ばれる隔離された居住地に押し込められ、ユダヤの星を服につけることを義務づけられましたた。

40年代に入るとナチスは強制収容所を作り、ユダヤ人やロマ(ジプシー)、戦争捕虜などを次々と送り込んだのです。

ユダヤ人たちも、実際収容所でどんな仕打ちが待っているのかは知らず、移住をいい渡され、収容所の駅までの切符を買い、全財産をバッグに詰めて列車に乗りました。

アウシュヴィッツ第二収容所=ビルケナウには当事の駅がそのまま残っています。到着すると人々はすべての財産を奪われて、健康かどうかで選別されたうえ、働けそうもないと判断されるとそのままガス室へ送られたのです。

アウシュヴィッツでは残虐な逸話に事欠かず、最終的には、アウシュヴィッツでは十数万~百数十万もの人間が殺されたといわれています。
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アウシュヴィッツは「普遍的価値」を持つものとして、世界遺産登録されました。登録理由には、「この恐るべき物件を維持することが、世界平和に貢献する」とあります。

世界的に見ればまだまだ戦争を繰り返している地域がありますよね。

「普遍的価値」とは思想や信念・宗教を超えて、全人類が共通して持つもの。

人間誰もが持つもの、人間そのものを尊ぶことができるようになったときに戦争はすべて終われるのかもしれません。

現在では、多くの要人が公式・非公式にかかわらずこの地を訪れています。一例として、1979年にはポーランド出身のローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が、2006年5月28日にはベネディクト16世が訪問しています。

ベネディクト16世は「この地で未曽有の大量殺戮があったことは、キリスト教徒として、ドイツ人の教皇として耐え難いことだ」と述べました。

日本からの訪問も増えており、多くても200人程度だった年間訪問者が近年は5,000人を超えているそうです。

戦争の恐ろしさと人間の狂気・・・あなたも私もひょっとして当たり前だと思って残酷な事態に陥るのかもしれません。

そんな事を考えさせられる負の遺産である「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所」は実に貴重な存在ですよね( ̄∇ ̄+)
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