この曲を聴くと、自分が未熟だった時の事を思い出す。
『未熟』とは、
とにかく不完全な自分が嫌いだったり好きだったりで
いつもなにかをしていないと、不安でしかたなかったあの頃。
自分が何かも判らなかったあの頃の事。
仕事が終わったら、朝がくるまでの時間
ひたすら車で遠くに行ってみたり
暗い海でひっそりと波音を聴いたり。
そんなとき、いつも一緒についてくるのは
仕事に対するプライドとか
それにかける情熱とか
それでしか自分を保てない自分とか
そんなもう一人の自分がそばにいて、
自問自答を繰り返していたなぁ。
この曲に、愛着が有るのは
MONICAの葛藤。
自分の選んだ道
自分が選んだせいで変わった人生
人が自分に求めるもの
自分が人に求めるもの
その全てから、
時々逃げ出したくなる時が有る。
そんな思いを
きっと誰もが抱えて生きているのだと思うと
人とは、なんてもろくて、小さくて、儚い
生き物なんだろうとおもう。
だからこそ、人は美しい。
悩み、傷つき、孤独な思いをしてこそ
その心は磨かれて行くのかもしれない。
私の心も、ぼろ切れだったけれど
愛する人がそれを
一つ一つ、針と糸で繋ぎ合わせてくれて
『今の私』が存在している。
MONICAはどんな思いでこの歌を歌ったのだろう。