うちのにゃんずたち、本当はすごく険悪です。元々険悪だったしんのすけと龍之介・・・ようやく少しずつ落ち着いてきたと思ったところに、お客様から預かってということで来た姫さま・・・
この姫はとっても神経質で怖がりなので、体が大きくて毛の色が黒っぽい龍之介が心底怖いようで、龍之介が近づくと威嚇攻撃します。はじめのうちは龍之介が淋しそうな顔ですごすごと下がってたのですが、さすがに最近は龍之介も威嚇して追いかけまわすようになってきました。
3匹で同じ部屋にいることも少しずつ多くはなってきましたが、それでも緊張感は絶えず、しんのすけも龍之介も前はやらなかった粗相をするようになり、かなり頭を悩ませています。
なんとか折り合いをつけるように工夫はしていますが、やはり猫同士の相性もあるし、猫は基本単独で生活するので多頭飼いはおススメしません。縁あってきた子たちなので、それぞれが幸せになってほしいなと思ってはいますが・・・
さて、犬の寿命はほぼ１３～４歳、猫の寿命はほぼ１４～５歳・・・長生きする子は20歳くらいまで頑張ります。うちのしんのすけも17歳でかなりのおじいちゃん。おかげでちょっとのことでイライラしたり、体は元気でも若干ボケが始まったかなと思う時もあります。
レオナルドは14歳でお星さまになりました。腎臓病に早く気が付いてあげられなかったことにずっと後悔しています。
こんなことをつらつらと書いているのも、ペットブームとかで安易に犬猫を悪質ペットショップで購入する人が多いからです。
寿命を考えて、自分はこの子を一生手放さずに守ってあげられるか、病院の治療は保険が効かずかなりな高額になるが、十分な治療をさせてあげられるか、どんなことがあっても捨てないか・・・
例えば転勤族で引っ越しなどを繰り返す人などは、常に住まいが変わります。それはペットにとってストレスにならないかと思うのです。
例えば知人で離婚をした夫婦が飼っていた犬（チワワとパピヨンのいわゆる雑種なのにペットショップでは高額で売られるという不思議）は結局その人の両親に引き取られましたが、精神的に不安定でよく吠えます。私も2度ほど噛みつかれました。
どんなことがあっても離婚せずにペットに安心できる環境を整えてあげられますか？
10年以上、場合によっては20年くらい、同じ環境で同居できるという条件はありますか？そして避妊と去勢、ワクチンなど飼い主として当然の責任をずっと一生果たしていけますか？
安易な気持ちで可哀想な子を増やさないで、淋しいからと犬猫をおもちゃにしないで、犬猫を金儲けの道具にしないで、犬猫をお金でやり取りしないで、犬猫を棄てないで...
最初の数年は大切にすることが可能でも、10年20年となると本当に大変なんですよ。旅行だって気楽には行けないし・・・
私はペットショップで小さな子がガラスケースでおもちゃのように展示されているのを見ると、あんなに小さいのに兄妹や親と引き離されて可哀想・・・と胸が痛くなります。ペットショップでは出来るだけ餌や砂を買ってサッと出てきてしまいます。それを見るのが嫌でAmazonなどでフードを買ってます。
今はうちの子たちはサイエンスダイエットのシニアプラス（超高齢猫用）とシニア（７歳以上）とライト（室内猫肥満対策）をあげています。最近のヒルズは美味しくなったのでしょう。シーバーしか食べないといっていた姫ちゃんもサイエンスダイエット夢中で食べてます。食事にも気をつけてあげないと長生き出来ませんよね。
一生幸せに長生きさせてあげたいから、安易に買わないで（悪質ペットショップから購入しないで）欲しいです。殺処分される犬猫は本当に多いんですよ。犬は流行りを過ぎた犬、猫はほとんどが生まれたばかりの子だそうです。蛇口を絞めれば殺処分も減ります。蛇口は安易な素人ブリーダーと避妊をしない無責任な飼い主、そして悪質ペットショップです。
本当に動物が好きなら、ペットショップで命は買わないでください。ぜひ里譲渡会まで足を運んでくださいね。