一足早めの花見に南足柄まで行ってきました。
桜図鑑を持っている私でも、さすがに「春めき桜」という品種は知りませんでしたこのあたりの農家の方たちが早咲きの桜の枝から育成して2000年に登録された新しい品種だそうです。カンヒザクラとシナミザクラの交雑種、足柄桜と呼ばれたこともあるそうです
こちらの土手には桜並木のほかに菜の花も楽しめます後ろには箱根の山が
花の姿は薄いピンクでかなりソメイヨシノに似ています。そろそろ散り始めて花吹雪が舞っていました桜の花言葉は「精神的美しさ」「優れた美人」です。
桜は遠い昔から日本の山に自生していて人々となじみ深いものになっています。でも昔の人たちがなじんだのはさっと一斉に散るソメイヨシノではなく、長く花を楽しめる山桜たちです。大和魂は桜であると言った先人は、パッと咲いてパッと散るソメイヨシノではなく、比較的長く咲き続ける山桜の素朴な美しさのことを言ったのでしょう
同じころに咲き同じころに散るソメイヨシノやこの春めき桜は実から増やすことのできないクローン桜なので、病気に弱く短命なのですが、山桜たちは個性豊かでそれぞれがそれぞれの咲き方でたくましい巨木を作ります。巨木の山桜が近所の公園にありますが、毎年楽しませてくれます
菜の花は甘い香りを漂わせていました正しくはアブラナ・・・ですが、菜の花というと一般的に大根やカブやブロッコリー、マスタードなどアブラナ科のお花を総称することもあります。
アブラナの花言葉は「快活」「競争」「小さな幸せ」「豊かさ」 春を代表するお花の一つですね一面の黄色は見ているだけで元気が出ます
さて今日も頑張りましょう