八重山諸島とは縁があり、毎年数回お伺いしております。
今回は徐霊などの用事もあり、7月前半から、8月頭まで行って来ました。
この度は知人のご好意もあり、新城島で開催されているアカマタ・クロマタという神高い儀式ゆえに島の関係者以外は絶対に見ることの出来ない豊年祭に始めて参加して来ました。
繰り返し言っておきますが、このアカマタ・クロマタという豊年祭は普通の人は絶対に入ることが出来ません。お祭りの開催される期間中だけは、島の関係者しか入れないように閉鎖された島となります。
新城島は上地島(かみぢじま)と、下地島(しもぢじま)の2つの島からなり、少し島が離れていることから、パナリ島とも呼ばれる島で、上地島には小さい集落があります。人魚伝説の島としても有名なほど、かつてはジュゴンが多数生息していて、人頭税の代わりにその肉を琉球王府へ納めていたそうで、ジュゴンを祀る神社も残されています。
上地島に船着場があってここから上陸となるんですが、島内にお店などは一切ありません。昔は小学校があったそうですが、廃校となって人も少なく、八重山諸島独特の静かな時間が流れているとても美しい集落です。
新城島へ渡るには石垣島から船をチャーターするか、ツアーに利用するしかなく、観光施設や宿泊施設、定期船もありません。魔よけであるシーサーも屋根に据えない、八重山諸島の中でも少し変わった島です。
現在、1年間を通して新城島に住んでいる人はいないそうですが、この年に一度の豊年祭。アカマタ・クロマタと言われている豊年祭のために、島の出身者や関係者が約400人程度帰島して、小さな島に人が集まります。
船着場にも、このような看板が立っています。
この新城島には、非常に神聖な4つの御嶽(うたき)と言われる鳥居があり、その中でも、通称「人魚神社」という御嶽だけは写真を撮ることも、スケッチすら禁止されていました。
こちらは写真を撮ってもいい御嶽です。
八重山の数ある神事の中でも、最も特異で謎めいているこのアカマタ・クロマタは今でも「撮影禁止」、「写生禁止」、「録音禁止」のため、詳細を詳しく書けませんが、夜へと近づき、不気味な夕闇が迫る中、たくさんの人々が集まり始め、異様な盛り上がりを感じたときは全身から鳥肌が止まりませんでした。。
このようなエネルギー溢れる場所に来れるというのは、本当に神秘的でそこにあるべき運命を感じずにはいられません。こうした場所に居ると幸福である事を感じます。
御嶽の写真、木をつたい光が降り注ぐ写真を観て単純に感じたことで構いません。こうした場所の写真自体から伝わってくるものは何ですか?幸福ですか?不幸ですか?それは、感じる方本人の現状でしょう。
しかしながら、不幸になる為に生を授かった人など一人も居ません。もし、現状が不幸だと感じているならば、その不幸の中には幸福がひそんでる事を知って下さい。そのひそんでいる幸福が何処にあるのか?私に聞いて下さい。
私は、いつでもお話しが出来る準備をしてお待ちしてます。
古来からしっかりと祭りを守ってきた人々に敬意を払い、改めて、この神秘的なアカマタ・クロマタという豊年祭に参加できたことに感謝致します。
私への個人鑑定依頼 はこちらから承っています。
霊能師 清明
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