先ほど書いた伯母の実の子のことですが、とても感動的な展開がありました。
伯母が亡くなる直前に、次男が伯母を探し出して再会したのでした。
それもずっと探していてやっと会えたのです。
離婚した時長男は夫に連れて行かれましたが、まだ小さかった次男は伯母と一緒に暮らしていました。
ところが、その元夫がとうとう次男まで連れ去ってしまったのです。
まだ幼少の次男は伯母とあるいた道、街並みを繰り返し繰り返し思い出して必死に忘れないようにしたそうです。
いつか見つけ出すつもりでいたそうです
通夜の時、初めて会ったその方の話を叔母と熱心に聞いて感動していた私達でした。
ドラマのようなことが本当に起きていたのです
伯母と絵の教室に通っていた思い出、目に映る光景を一所懸命記憶していたこと、それらが相まって画家になったのでしょうね。
大人になって子供の頃を忘れてしまう、世間の垢にまみれてしまうことが多いものです。
私は子供の心を忘れない大人でいることは大切だと思います。
子供の頃見たお日様にきらきら輝く光景を忘れないでいることは何よりの財産だと思います。
ペドなどの劣情や自分の身勝手な欲得のために子供達を襲ったり物のように扱う大人は子供の心、感覚をすっかり忘れてしまった人だと私は思います。