ポンス・ブルックス彗星撮影後、月の出まで5~6時間あり、撮れていなかった銀河を次々撮影してみました。今年遅まきながら撮ってみたいものはM101など失敗作の撮り直しと新たにM64・M83・NGC4565・M104...その他撮りたい銀河は多数ありますが、小型のものは中々手持ちの機材では難しそうです。写りが圧倒的に違うので、やはり遠征して撮影したいと思います。銀河は数が多く中々飽きることがないのもファンが多い理由かも...ですね。
【NGC4565銀河(かみのけ座)】
NGC4565銀河は、かみのけ座にある渦巻銀河で銀河を真横から見た姿です。このように横から見た銀河をエッジオン銀河と呼び、NGC4565はアンドロメダ座のNGC891とならぶ代表的なエッジオン銀河です。円盤に漂うチリやガスが星の光を吸収し黒い帯のように見えます。
[オリジナル]
[拡大(トリミング)]
鏡筒: タカハシMT-160 MEYON CLT(1000mm f6.3)
カメラ:ZWO ASI 2600DUO
赤道儀:ZWO AM5
フィルター:なし 画像処理:PIXINSIGHT・SI9
日時: 4/1 22:39~ 300sx16FR (80分)
撮影地:和歌山県すさみ町
※画像処理をうまくやればもっと明細が出たと思います。今回はPIのDeconvolutionにトライしましたが挫折し、SI9のマルチバンドシャープで処理しています。(禁断のBXTに手を出そうかな?)