おいおい詳細の話をしますが、今年5月にオーストラリア(Ballandean)に天体写真撮影の遠征を行いました。天体写真再開にあたり、まず最初にどうしても実現したかったのがオーストラリア遠征でした。実は〇年前の新婚旅行、それに20年ほど前に家族旅行で計2回オーストラリアを訪れたことがありますが、最初は全く南天の星座すらわからず、2回目は周到に準備したのですが最初の1日しか晴れず南十字とマゼラン雲を双眼鏡で見ただけでした。それでもマゼラン雲やω星団には感動したものです。その後仕事が忙しくなりいけなくなり、退職を前にしてようやく悲願が実現したわけです。一人で綿密に計画を立てて、レンタカーを運転し、バランディーン(クイーンズランド州)の日本人が経営されているロッジに滞在しました。(8日間すべて快晴!)
まだ新しい望遠鏡を入手する前で、カメラ(Nikon Z6)、ポタ赤(ポラリエU)、各種高性能レンズを揃え臨みました。30~60秒の短時間露出でしたが、暗い星空と星雲自体が艶やかで、ほぼ想定の成果は得られました。(下記は家族・友人・会社に人への報告用にささっと作成したもの)
下の作品は本格画像処理一発目で300mmf2.8で撮影したエータカリーナ星雲です。急いで1枚撮りでスライドショーと動画を作成しましたが、ようやく1枚目の作品をスタックして完成させました。やはり微光星が多すぎて抑えるのに苦労しました。(贅沢な悩みです)ただ、その頃は天体写真を復活したばかりでフィルターの知識もソフトフィルター程度であまりなく、今だと異なる撮り方をしていると思います。
日時:2023年5月24日 19:35 42secX10Fr Stacked(DSS)
レンズ:CANON FD300mm F2.8L
カメラ:NIKON Z6(HK-IR)
赤道儀:ポラリエU
フィルター:なし
撮影地:Ballandean QLD Australia