毎月楽しみに読んでいる月刊「すばる」。


最新の6月号をぱらぱらとめくっていたら、強烈なタイトルの読み切り小説が目に飛び込んできました。

その作品のタイトルは、
『おもちゃの指輪がほしいねん』。

著者名は――ピンク地底人3号。

 

最初に名前を見たときは、「なんだこのインパクト抜群のペンネームは……!」と正直ちょっと笑ってしまったのですが、読み始めた瞬間、その軽い気持ちは吹き飛びました。

 

めちゃくちゃ面白い。

 

しかも、ただ奇抜なだけではなく、人間観察が鋭い。


現場の空気感が異様にリアル。


登場人物の会話が、生々しいほど自然。

 

気づけば一気読みしていました。

 

読後、あまりに印象に残ったので、「この人はいったい何者なんだろう?」と気になって調べてみたところ、どうやら元々は劇作家・演出家として活動されていた方のようです。

 

なるほど、と妙に納得。

 

この人の小説、会話が生きているんです。

 

セリフに「舞台感」がある。


人物同士の間合いや沈黙、空気の圧力まで感じる。

 

文章を読んでいるのに、まるで舞台を見ているような感覚になる瞬間があるんですよね。

 

2025年「すばる」8月号掲載の『カンザキさん』で小説家デビューとのことですが、実はこの作品も読んでいました。

 

当時もかなり印象に残ったんです。

 

「あ、この人、絶対ただ者じゃないな」と思った記憶があります。

 

『カンザキさん』の舞台はブラック配送会社。

 

そして今回の『おもちゃの指輪がほしいねん』の舞台は、万引き犯を捕まえる保安員の現場。

 

どちらも華やかな世界ではありません。

 

むしろ、社会の裏側というか、日常の中でもあまりスポットライトが当たらない仕事の現場です。

 

でも、だからこそ面白い。

 

ピンク地底人3号さんは、「職場の空気」を描くのが抜群にうまい。

 

仕事って、その人の本性がめちゃくちゃ出ますよね。

 

どんな場面でイライラするのか。


どんな人間関係を築くのか。


責任から逃げるのか、背負うのか。


弱い人にどう接するのか。

 

職場というのは、人間性がむき出しになる場所です。

 

ピンク地底人3号さんの作品には、その「むき出し感」がある。

 

だから登場人物が妙にリアルで、「こういう人いる……!」となる。

 

しかも、ただリアルなだけではなく、どこか滑稽で、切なくて、笑えて、でも少し苦しい。

 

この絶妙な温度感が、とても現代的だなあと感じました。

 

もちろん生年月日は公表されていないので、ホロスコープは出せません。

 

ですが、作品世界を読んでいると、ものすごく「乙女座的」な感性を感じるんですよね。

 

乙女座というのは、派手さよりも「現場」を見る星座です。

 

社会の細部。


労働。


日常のルーティン。


働く人々。


システムの歪み。


現場で起こる小さな異変。

 

そういうものを観察し、言語化する力に長けています。

 

まさにピンク地底人3号さんの小説はそこが強い。

 

特に、「働くことによって少しずつ摩耗していく人間」を描く感覚が非常に乙女座っぽい。

 

だから個人的には、

  • 太陽乙女座
  • 月乙女座
  • 6ハウス強調
  • 水星が土星と関係している

このあたりの配置を勝手に想像してしまいます。

 

特に6ハウス的な雰囲気がかなりあります。

 

占星術で6ハウスというのは、

  • 労働
  • 職場
  • サービス業
  • 日常業務
  • 現場
  • 心身の消耗
  • 「働く」という現実

を司る場所。

 

ピンク地底人3号さんの作品は、この6ハウス的世界を、かなりリアルに切り取っている感じがするんですよね。

 

しかも、ただ暗いだけではない。

 

現場の absurdity(不条理)を笑いに変える感覚もある。

 

この「悲惨なのに笑える」という感覚は、乙女座+風星座っぽさも少し感じます。

 

最近の文学って、自己表現型の作品も多いですが、ピンク地底人3号さんはかなり「他者観察型」の作家だと思います。

 

しかも、描く対象がエリートではない。

 

配送会社。


保安員。


現場労働。


ギリギリの職場。

 

そういう、社会を支えているのに、普段はあまり可視化されない人たちを書く。

 

ここにすごく時代性を感じます。

 

現代って、「普通に働くだけで消耗する時代」ですよね。

 

だからこそ、こういう「現場文学」は、多くの読者に刺さるのだと思います。

 

まだ小説家としてはキャリア初期ですが、すでに独特の文体と世界観が完成されている印象があります。

 

しかも、劇作家出身という強みがかなり効いている。

 

今後、長編を書くようになったら、さらに化けそう。

 

個人的には、芥川賞候補に入ってきても全然おかしくないタイプの作家さんだと思っています。

 

ピンク地底人3号――。

 

名前はふざけているのに、作品は異様に鋭い。

 

このギャップも含めて、今後かなり気になる存在です。

 

「すばる」を読んでいて、久々に「この作家を追いかけたい」と思わされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日は、「インディアスの破壊についての簡潔な報告」(ラス・カサス著、岩波文庫)をご紹介します。

 

この書は、単なる歴史書ではありません。


それは、人類文明が抱える「支配」と「暴力」の原型を暴き出した、恐るべき告発の書です。

 

キリスト教化と文明開化の下に新世界へ乗り込んだスペイン人征服者(コンキスタドール)によるインディオの殺戮と搾取。

 

残虐非道が日常化した植民地の実態を暴露し、西欧による地理上の諸発見の内容を告発した植民地問題の古典。

 

彼らが行ったのは、福音でも文明でもありませんでした。

 

それは、黄金への狂気に駆られた略奪であり、先住民インディオに対する大量虐殺であり、想像を絶する搾取でした。

 

幼子は岩に叩きつけられ、女性は凌辱され、村々は焼き払われる。


人々は奴隷として酷使され、金鉱で命尽きるまで働かされる。

 

しかも、その暴虐は「神の名」によって正当化されていたのです。

 

この本を読むと、多くの人がこう感じるでしょう。

 

「本当に人間はここまで残酷になれるのか?」

 

しかし恐ろしいのは、これは決して「過去の話」ではないということです。

 

この書はまさに、現在のイラン戦争の原罪の書でもある。

 

著者のラス・カサス(1484~1566年)は、16世紀、スペインが推し進める新大陸征服の正当性を否定し、被征服者インディオの擁護に尽くしたスペイン人聖職者で、「インディオの使徒」「アメリカの父」と讃えられています。

 

彼自身、当初は植民地経営に関わっていました。

 

しかし、インディオたちへの凄惨な虐待を目の当たりにしたことで回心し、生涯をかけて彼らの権利擁護に尽くすことになります。

 

彼はスペイン王室に対し、

「インディオもまた完全な人間であり、魂を持つ存在である」

と訴え続けました。

 

当時としては極めて革命的な思想です。

 

この本が現代人に突き刺さるのは、「正義」がいかに暴力の仮面になるかを描いているからです。

 

16世紀のスペイン人は、自分たちを文明人だと信じていました。

 

彼らにとってインディオは、

  • 未開人
  • 野蛮人
  • 教化されるべき存在

でした。

 

だからこそ、支配も虐殺も「正しいこと」になったのです。

 

これは現代でも構造は変わっていません。

 

民主主義。


自由。


人権。


安全保障。

 

美しい言葉はいくらでも掲げられます。

 

しかし、その背後で何が行われているのか。

 

イラン戦争。


ウクライナ戦争。


中東への介入。


経済制裁。


資源支配。

 

現代世界においても、西欧型覇権構造は形を変えながら継続しています。

 

直接的な植民地支配は終わったように見えても、

  • 金融
  • 軍事
  • 情報
  • エネルギー
  • グローバル資本

を通じた「間接的植民地主義」は今なお続いているのです。

 

ラス・カサスの時代に剣と十字架で行われたことは、
現代ではメディアと経済システムによって行われている。

 

そう見ることもできるでしょう。

 

占星術的に見ても、この本が今重要性を増しているのは偶然ではありません。

 

2024年以降、本格化した「冥王星水瓶座時代」は、

  • 権力構造の崩壊
  • 情報暴露
  • 支配システムの解体
  • 集団意識の変革

を象徴します。

 

冥王星とは「死と再生」の星。

 

そして水瓶座は、

  • 革命
  • 自由
  • ネットワーク
  • 市民意識
  • 未来社会

を司ります。

 

つまり今は、「これまで隠されてきた支配構造」が次々と可視化される時代なのです。

 

植民地主義の歴史。


帝国の論理。


文明という名の暴力。


メディア操作。


経済搾取。

 

これらが暴かれ、人類は「本当に文明とは何か?」を問われ始めています。

 

ラス・カサスのこの書は、まさにその原点に位置する一冊です。

 

の本を読むと、読後に重い問いが残ります。

 

人類は500年経って、本当に進歩したのか?

 

確かにテクノロジーは進化しました。

 

AIもある。


SNSもある。


宇宙開発も進む。

 

しかし一方で、

  • 戦争
  • 搾取
  • 情報操作
  • 格差
  • 支配

は、より高度化しているようにも見えます。

 

冥王星水瓶座時代は、こうした矛盾を一気に噴出させるでしょう。

 

だからこそ今、私たちは歴史を学ばねばならない。

 

しかも、「勝者の歴史」ではなく、「虐げられた側の歴史」を。

 

ラス・カサスは、その声なき声を後世に残した人物でした。

 

「インディアスの破壊についての簡潔な報告」は、単なる16世紀の記録ではありません。

 

それは、

「文明とは何か」
「正義とは何か」
「人間とは何か」

を根底から問い直す書です。

 

そして冥王星水瓶座時代を生きる私たちに、

「あなたは支配する側なのか、それとも真実を見る側なのか」

を鋭く突きつけてきます。

 

今こそ、多くの人に読まれるべき一冊でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

壇蜜さんと結婚してる漫画家・清野とおるさん。

 

そんな清野とおるさんが、漫画「壇蜜」で、過去に、ある占い師に、「あなたは絶対に結婚できない」と占われた経緯を書かれていました。

 

「あなたが結婚を望むこと自体がおこがましいわ!!」とまで占い師に言われた清野さん。

 

「あんたは来世も再来世も結婚は絶対にできないよ!!とまで占い師に言われた清野さん。

 

「諦めなっ!!」とまで占い師に言われた清野さん。

 

ウソだろ?

 

そこまで言われる?

 

細木数子みたいな占い師だな。

 

清野とおるさんがなぜそこまで結婚できないと言われたのか?

 

清野とおるさんのホロスコープを見てみましょう。

 

清野とおるさんのホロスコープは、太陽牡羊座なので、火の男です。

 

男性の場合、結婚は月を見ます。

 

出世時間12時設定なら、月は蟹座11度となり、魚座8度の水星とトラインで、月のアスペクトはこれだけになります。

 

うーん、それだと、絶対に結婚しない、ってならないような・・・

 

生まれ時間がもうちょっと早ければ、蟹座の月と牡羊座の太陽がスクエアになるので、まあ、このアスペクトあると結婚を嫌がったり、結婚しても離婚してしまう可能性あったり、とは読めますが・・・

 

獅子座の火星とさそり座の天王星がスクエアなので、性的トラブル、恋愛トラブルがあったりするので、これが絶対に結婚しない、っていう占い師の発言に関係してるのか?

 

うーん、どうなんでしょうね?

 

清野とおるさんを占った占い師に、なぜそこまで結婚できない、って占ったかの理由を聞きたいところですね。

 

清野とおるさんの漫画「壇蜜」は最高に面白い!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

泰三子「だんドーン」のスピンオフ新連載「さがドーン ~江藤新平と肥前の妖怪~」が、本日5月14日発売のモーニング24号(講談社)でスタートしました。

 

現在、モーニングにて「だんドーン」を連載中の泰さん。

 

「さがドーン ~江藤新平と肥前の妖怪~」は「だんドーン」の“佐賀編”として、幕末の九州の片隅で人知れず出会う鍋島直正と江藤新平の物語が描かれます。

 

同作は、モーニング24号から5週連続で掲載されます。

 

おー、江藤新平が主役とは渋い!!

 

一般的な知名度では、西郷隆盛や坂本龍馬ほどではないかもしれません。


しかし歴史好きの間では、「もし江藤新平が長く政権中枢にいたら、日本はかなり違う国になっていたのではないか」と語られるほどの傑物です。

 

江藤新平は、司法制度の整備に尽力したことで知られています。


現在の日本の近代司法の基礎を築いた人物の一人であり、「司法卿」として法治国家の土台を作ろうとしました。

 

しかも彼は単なる理論家ではありません。


非常に鋭い知性と行動力を兼ね備えており、当時の政府内部でも圧倒的な存在感を放っていました。

 

よく比較されるのが、大久保利通です。

 

維新政府の中心人物であり、「維新最大のリアリスト」とも言われる大久保。


その大久保が最も警戒し、恐れた相手の一人が江藤新平だったとも言われています。

 

国家をどう設計するか。


近代日本をどの方向へ導くのか。


そのレベルで思考していた政治家は、当時ほとんど存在しませんでした。

 

「国家観を持っていたのは大久保と江藤だけだった」という評価が語られるのも、そのスケール感ゆえでしょう。

 

そして、ここから占星術的に見るとまた面白い。

 

江藤新平は太陽魚座。

 

魚座というと、一般には「優しい」「感受性が強い」「夢想家」といったイメージを持たれがちですが、歴史上の魚座人物を見ると、むしろ“理想に殉じる極端さ”を持つ人物が少なくありません。

 

魚座は境界を超えようとするサインです。


既存制度の枠を飛び越え、「本来どうあるべきか」という理想へ向かう力を持っています。

 

江藤新平にも、そうした「理念先行型」の激しさがありました。

 

法による国家を作ろうとしたのも、「感情」や「藩閥」ではなく、普遍的な正義を求めたからとも読めます。


しかし同時に、理想が高すぎるがゆえに、現実政治との摩擦も生みやすい。

 

魚座の人物は、ときに自分自身を燃やしながら時代へ飛び込んでいくのです。

 

一方の大久保利通は太陽天秤座。

 

天秤座は“バランス”と“秩序”のサイン。


社会全体を俯瞰し、現実的な均衡点を探る能力に優れています。

 

大久保利通が維新後の混乱の中で、徹底した現実主義者として振る舞ったのも非常に天秤座的です。

 

つまり、

  • 江藤新平=理想を貫こうとする魚座
  • 大久保利通=秩序を維持しようとする天秤座

という構図が見えてきます。

 

魚座と天秤座は、一見すると柔らかいサイン同士ですが、実はかなり相容れない部分があります。

 

魚座は「理想のためなら境界を壊す」。


天秤座は「社会秩序のために均衡を保つ」。

 

だからこそ、この二人は互いを理解しつつも、強烈に警戒したのかもしれません。

 

しかも「さがドーン」のタイトルには、「肥前の妖怪」という言葉まで入っています。

 

幕末の佐賀藩は、日本でも屈指の技術先進地域でした。


反射炉、大砲、蒸気船、西洋科学――。


近代化への熱量が異常に高かった土地です。

 

その一方で、佐賀には土着信仰や妖怪譚も数多く残っています。

 

つまり本作は、

  • 最先端の近代思想
  • 幕末政治
  • 地方の土着文化
  • 妖怪伝承

が混ざり合う、「非常に魚座的な世界観」になる可能性があります。

 

境界が溶ける。


現実と幻想が混ざる。


歴史と怪異が交差する。

 

まさに魚座エネルギー全開です。

 

泰三子さんは、人間のリアルな感情や組織の空気感を描くのが抜群に上手い作家です。


だからこそ、単なる歴史スピンオフでは終わらず、「幕末という時代のうねり」そのものを描いてくれる気がしています。

 

「だんドーン」本編ファンはもちろん、幕末好き、佐賀史好き、そして占星術好きにも刺さる作品になりそうです。

 

「さがドーン」で、どんな江藤新平が描かれるのか。

 

理想家か。


革命児か。


それとも「妖怪」のように時代をかき乱す存在なのか。

 

5週連続、これはかなり楽しみです。

 

● ZOOMウイリアム占星術すくーる
内容:「10天体を創造的に輝かすための方法」

日時:5月31日(日)13時~16時
料金:5000円(前振り込みでお願いします)

 

note占星術未来創造クラブメンバーシップ加入者は1000円割引>

 

お申し込み先tsukika@japanesque-fusui.com

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年5月14日(木)発売の「週刊少年チャンピオン」24号にて、『聖闘士星矢 天界篇』の連載がいよいよ始まりました。

 

表紙&巻頭カラーで飾られた記念すべき第1話に、ファンからでは「激アツ」「最高過ぎます」と興奮の声が次々と上がっています。

 

週刊少年チャンピオンは買ってない私ですが、この号だけは買いました。

 

車田正美先生の華麗なる復活を見るために!!

 

『聖闘士星矢 天界篇』は、車田正美先生が手がける『聖闘士星矢』および『聖闘士星矢NEXT DIMENSION 冥王神話』の正統続編です。

 

全世界に熱狂的なファンを持つ同シリーズの新章が描かれるとあって、発表時から注目を集めていました。

 

今号には両面BIG銀河神話ポスターの付録も用意されており、ファンにとって保存版となる一冊となっています。

 

車田正美先生のホロスコープを見ましょう。

 

車田正美さんのホロスコープは、太陽・月・金星が射手座なので、火の男です。

 

「聖闘士星矢」のあの熱さは、射手座という火の熱さからきてたのですね。

 

上へ上へと向かっていく車田正美作品は、射手座マインドでもあったのです。

 

射手座は、理想へ向かって突き進む星座です。

 

限界を突破し、もっと高く、もっと遠くへ行こうとする。

 

その精神性は、『聖闘士星矢』そのものと言っていいでしょう。

 

星矢たちは、どれほど傷ついても立ち上がります。

 

敗北しても、神に挑みます。

 

絶望の中でも「奇跡」を信じる。

 

この“上へ、上へ”と燃え上がる感覚は、まさに射手座のエネルギーなのです。

 

『聖闘士星矢』の世界観には、常に「天空」があります。

 

銀河。宇宙。神話。神々。

 

スケールがとにかく大きい。

 

それは射手座が持つ、“精神世界の拡張性”の表れでもあるのでしょう。

 

私が一番好きな車田正美作品は「リングにかけろ」でして、この作品も射手座っぽい。

 

男たちが夢を賭け、魂を燃やし、友情と闘志で限界を超えていく。

 

あの異常なまでの熱血感。

 

あれは単なるスポ根ではなく、“火のエネルギー”そのものだったのです。

 

天秤座で火星と海王星がコンジャンクションなので、車田正美作品のキャラの攻撃にはどこかファンタジーが入っているのです。

 

火星は「戦い」。

 

海王星は「幻想」「神秘」「イメージ」。

 

この組み合わせを持つ人は、戦いに“幻想美”を与えます。

 

つまり、単なる殴り合いでは終わらない。

 

技が神話になるのです。

 

『聖闘士星矢』のペガサス流星拳。

鳳凰幻魔拳。

廬山昇龍覇。

 

「聖闘士星矢」も「リングにかけろ」も、キャラたちの不思議な攻撃が売りでして、私も子どものころ、「ギャラクティカマグナム!!」とか「ジェットアッパー!!」とか叫んでいたなあ・・・

 

どれも現実には存在しない技です。

 

しかし読者は、「本当に撃てる気がする」と思ってしまう。

 

それほどまでにイメージの力が強い。

 

車田作品のバトルには、“夢”があるのです。

 

だから子どもたちは叫ぶのです。

 

さそり座の水星と獅子座の冥王星がスクエアなので、キャラたちが叫ぶ言葉の破壊力も最強で、車田正美作品のセリフに感動した読者も多いことでしょう。

 

これは“言葉に圧倒的な破壊力を与える配置”です。

 

水星は言語能力。

 

冥王星は極限、執念、魂。

 

その二つが激しくぶつかることで、言葉が単なるセリフではなく、“魂の咆哮”になるのです。

 

だから車田作品のキャラクターは、叫ぶ。

 

そして、その叫びが読者の心を貫く。

 

「友情」「努力」「勝利」というジャンプ的王道を超えた、“命そのものを燃やす言葉”がそこにはあります。

 

たとえば、

「燃えろ俺の小宇宙よ!」

という感覚。

 

あれは単なる熱血ではありません。

 

“人間の魂は奇跡を起こせる”という思想なのです。

 

だから40年以上経った今でも、人々の記憶に残り続けるのでしょう。

 

何より驚かされるのは、車田正美先生が現在72歳だということです。

 

72歳で、なお新章を描く。

 

しかも“過去の栄光に寄りかからない”。

 

新たな神話を始めようとしている。

 

これは本当に凄まじいことです。

 

普通なら、レジェンドは「語られる存在」になります。

 

しかし車田正美先生は違う。

 

今もなお、“描く側”に立ち続けている。

 

創作の最前線にいる。

 

これこそ射手座の生き方なのでしょう。

 

理想を追い続ける限り、人は老いない。

 

魂は燃え続ける。

 

だからこそ、多くのファンが感じたのです。

 

車田正美が帰ってきた――と。

 

レジェンドが帰ってきた――と。

 

そして私たちもまた、小宇宙を燃やし始めているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

推理小説作家として超有名なアガサ・クリスティー。

 

そんなアガサ・クリスティーは実は、何作かはロマンス小説を書いています。

 

そのロマンス小説の中でも隠れた名作なのが「春にして君を離れ」なのです。

 

この作品は、派手な事件も起きません。


殺人も探偵も出てきません。

 

けれど、読み終えたあとに残る衝撃は、下手なミステリー以上です。

 

なぜなら、この小説が暴いていくのは「人間が自分自身につく嘘」だからです。

 

あらすじ

 

時代は1930年代。

 

主人公ジョーン・スカダモアは、地方弁護士の夫を持ち、1男2女に恵まれた中流階級の女性です。

彼女は自分を、

  • 良き妻
  • 良き母
  • 思慮深い女性
  • 家族に尽くしてきた存在

だと信じています。

 

いわば「幸福な人生」を歩んできたと、何の疑いもなく思っている女性です。

 

ある日、バグダッドで暮らす末娘の急病を見舞った帰路、彼女は中東を横断する旅の途中で足止めを食らいます。

 

荒天によって交通網は寸断され、列車は来ない。

 

砂漠のただなか、トルコ国境近くの小さな鉄道宿泊所に、彼女はたった一人取り残されます。

 

やることがない。

 

話し相手もいない。

 

ただ静寂だけがある。

 

そして彼女は、自分の人生を回想し始めます。

 

「あのとき私は正しかったのか」

「家族は本当に幸せだったのか」

「私は愛されていたのか」

「私は本当に“善良な人間”だったのか」

 

孤独の中で、少しずつ、自分の人生の輪郭が崩れ始めるのです。

 

「春にして君を離れ」は、いわゆる劇的な小説ではありません。

 

しかし読んでいると、じわじわと胸が苦しくなってきます。

 

なぜなら、主人公ジョーンは決して特別な悪人ではないからです。

 

むしろ、どこにでもいる「ちゃんとした人」。

 

社会的にも常識的で、真面目で、家族思い。

 

だからこそ怖い。

 

彼女は、自分が善意で行ってきたことが、実は相手を苦しめていたかもしれないと気づき始めます。

 

しかも、その気づき方がとてもリアルなのです。

 

人は、自分のことを「悪い人間」とは思いたくありません。

 

だから都合よく記憶を書き換え、
「私はこんなに尽くしてきた」
「私は間違っていなかった」
と信じ込もうとします。

 

けれど静寂の中では、その“自己物語”が崩れていく。

 

この作品は、ある意味で心理ミステリーなのです。

 

犯人探しではなく、
「本当の自分は誰なのか」
を暴いていく物語だからです。

 

私もこの小説を読んだとき、

「あ、そういう結末になるのね……」

とかなりショックを受けました。

 

けれど同時に、

「ああ、夫婦って、もしかするとこういうものなのかもしれない」

とも思わされたのです。

 

長年連れ添うということ。

 

家族になるということ。

 

相手を理解している「つもり」になってしまうこと。

 

愛情と支配の境界線。

 

善意が相手を息苦しくさせること。

 

この小説には、夫婦関係の本質のようなものが静かに描かれています。

 

派手な修羅場はありません。

 

しかし、その静けさが逆にリアルなのです。

 

読後、しばらく自分自身の人間関係を考え込んでしまう人も多いのではないでしょうか。

 

アガサ・クリスティーは太陽乙女座です。

 

占星術的に乙女座は、

  • 観察力
  • 分析力
  • 現実を見る冷静さ
  • 細部への鋭い視線
  • 「感情」を解剖する知性

を象徴するサインです。

 

『春にして君を離れ』は、まさに乙女座的な作品だと感じます。

 

この小説には、大げさな感情表現がほとんどありません。

 

むしろ淡々としている。

 

しかし、その静かな筆致の中で、人間の心のズレや違和感を精密に描いていきます。

 

「私は正しい」と思っている人間の盲点。

 

家庭という閉じた空間の中で生まれる無意識の支配。

 

愛情という名の自己満足。

 

そうしたものを、クリスティーは驚くほど冷静に見つめています。

 

乙女座は「現実を直視する星座」とも言われますが、この作品にはその資質が色濃く出ています。

 

夢や理想ではなく、「実際の人間関係はどうなのか」を容赦なく描いているのです。

 

「春にして君を離れ」は、読んでスカッとする小説ではありません。

 

むしろ、自分の内面を静かにえぐられるような作品です。

 

けれどだからこそ、長く心に残ります。

 

特に、

  • 夫婦関係について考えたい人
  • 家族というものに違和感を覚えたことがある人
  • 「良い人」であることの危うさを感じる人
  • 心理描写の深い文学が好きな人

には強くおすすめしたい作品です。

 

一見すると地味な小説なのに、読み終えたあと、ふとした瞬間に思い出してしまう。

 

そんな「静かな傑作」です。

 

「どんな話なのかよくわからない」と感じる紹介かもしれません。

 

でも、この小説はネタバレなしで語るのが本当に難しいのです。

 

なぜなら最大の見どころは、主人公が少しずつ「自分の真実」に気づいていく過程そのものだから。

 

もし機会があれば、ぜひ何の情報も入れずに読んでみてください。

 

読み終えたあと、きっとあなたも、
「人は本当に、自分自身を理解できているのだろうか」
と考え込んでしまうはずです。

 

 

● 第8回ZOOM占星術未来創造クラブ

 

テーマ:「天王星双子座について」

 

日時:5月29日(金)14時~16時

料金:2000円(前振り込みでお願いします)

定員10名さま

 

note占星術未来創造クラブメンバーシップ加入者は無料>

 

ラブレターお申し込み先tsukika@japanesque-fusui.com

 

 

 

 

 

私は隔週販売の「ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション」というCD付きマガジンを毎回購読しています。

 

隔週でジャズのアーティストたちと出会える喜び。

 

88号はホレス・シルヴァーでした。

 

ホレス・シルヴァーは、ファンキー・ジャズの神様と言われており、ピアニストとして様々な曲も作曲しています。

 

ハード・バップの時代を代表するピアニストでありながら、単なる技巧派では終わらない。


土の匂いがするようなグルーヴ感。


聴いた瞬間に身体が揺れる独特のリズム。


そして、どこか人間味があって温かい。

 

ジャズというと「難解」「都会的」「クール」というイメージを持つ人も多いですが、ホレス・シルヴァーの音楽には、もっと生活感のある熱があります。

 

泥臭く、陽気で、そして誠実。

 

だからこそ、今聴いても古くならないのでしょう。

 

しかも彼は演奏者としてだけではなく、作曲家としても非常に優れていました。

 

Song for My Father をはじめ、後世まで演奏され続けるジャズ・スタンダードを数多く残しています。


「メロディを作れるジャズマン」はやはり強い。

 

ジャズは即興の音楽ですが、結局、人の心に残るのは“歌える旋律”だったりするのですよね。

 

ホレス・シルヴァーは太陽乙女座です。

 

乙女座というのは、派手さよりも「積み重ね」を重視する星座です。


完璧を目指し、細部を磨き、技術を誠実に鍛え続ける。

 

一見地味に見えても、その職人気質の強さは本物。

 

ホレス・シルヴァーの演奏を聴いていると、確かに乙女座的な“職人の美学”を感じます。

 

決して感情だけで押し切らない。


ちゃんと構築されている。


リズムの置き方にも、フレーズにも、整理された知性がある。

 

ファンキーなのに雑ではない。

 

熱いのに崩れない。

 

この絶妙なバランス感覚は、まさに乙女座っぽいなと思うのです。

 

今回収録されていた The Tokyo Blues も印象的でした。

 

タイトルだけ見ると、「和風ジャズなのかな?」と思ってしまうのですが、実際に聴くと全然日本っぽくない(笑)。

 

むしろ、しっかりホレス・シルヴァー節。

 

でも、それが逆に面白いのです。

 

1960年代、日本公演の体験からインスピレーションを受けて作られた曲らしいのですが、“日本をそのまま音にする”というより、「東京で受け取ったエネルギー」を彼なりのファンキー・ジャズに変換した感じなのでしょうね。

 

異国文化を表面的なエキゾチックさにせず、自分のスタイルへ落とし込む。


これもまた、職人的な音楽家らしさを感じます。

 

ジャズを聴いていると、「才能の人」というより、「続けた人」の強さを感じる瞬間があります。

 

ホレス・シルヴァーも、まさにそういう音楽家だったのではないでしょうか。

 

流行に迎合しすぎず、
自分のスタイルを磨き、
長い時間をかけて積み上げていく。

 

その姿勢には、やはり乙女座の誠実さを感じます。

 

ジャズ・スタンダードとなる曲を何曲も作曲したホレス・シルヴァー。

 

乙女座的に真摯に音楽活動をやり続けていったのでしょうね。

 

「ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション」で様々なジャズアーティストと出逢える喜び。

 

私の金星乙女座のこの喜びはやめられない。

 

 

 

 

 

 

 

本日は、「スーパーマーケット宇宙」(益田ミリ著、KADOKAWA)をご紹介します。

 

あまりに日常すぎて、その広大さに意外に気づくことのないスーパーマーケットを、益田ミリさんは<わたしの小さな暮らしの巨大宇宙>と表現します。

 

スーパーマーケットを宇宙かのように楽しく描いてる漫画エッセイです。

 

なかなか面白い視点ですよね。

 

スーパーマーケットは蟹座で、宇宙が12ハウスで、と12ハウス蟹座っぽい「スーパーマーケット宇宙」。

 

スーパーマーケットに関するネタばかり。

 

すげえ。

 

スーパーマーケットという宇宙。

 

スーパーマーケットってそんなに広大だったんだ。

 

益田ミリさんの視点は独特なものがありますよね。

 

益田ミリさんの生年月日は不明です。

 

あー、また不明だ・・・

 

この読書占星術ブログを書いていての一番の悩みが、生年月日不明の作家が多すぎる、ってことなんです。

 

もうちょっと生年月日の公開をしてほしいなあ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アストロノミカ」(マーニーリウス著)より

 

双子宮がもたらす関心事はもっと気楽で、その生涯はもっとも心地よいもの。

 

双子宮に生まれた人々は干戈や戦の喇叭(らっぱ)、嘆かわしい老年を遠のけて、色恋に耽りつつ平和と永遠の青春を過ごす。

 

お気楽な双子座。

 

いいねえ。

 

そんなお気楽な双子座に天王星が入った~

 

お気楽に独立していく時代かもなあ。

 

永遠の青春の双子座。

 

若い。

 

第8回ZOOM占星術未来創造クラブで天王星双子座について語り合いましょう~

 

● 第8回ZOOM占星術未来創造クラブ

 

テーマ:「天王星双子座について」

 

日時:5月29日(金)14時~16時

料金:2000円(前振り込みでお願いします)

定員10名さま

 

note占星術未来創造クラブメンバーシップ加入者は無料>

 

ラブレターお申し込み先tsukika@japanesque-fusui.com

 

 

 

 

 

 

 

 

ここんとこバンダイチャンネルで異世界転生モノのアニメを見まくってるウイリアム。

 

そんな異世界転生モノの中でも、最近見た超おススメが「盾の勇者の成り上がり」です。

 

「盾の勇者の成り上がり」は、原作は アネコユサギ さんのライトノベルです。

 

あらすじとしては、大学生が異世界で盾の勇者として成り上がっていく物語。

 

序盤でヒドい目に遭っていく主人公の岩谷尚文。

 

異世界転生モノって、たいていはのほほんとしてたり、いきなり活躍したりが多い。

 

そんな異世界転生モノですが、「盾の勇者の成り上がり」は最初が悲惨で、これ、どうなっちゃうの?っていう展開で始まるのです。

 

つかみはOK、って感じ。

 

いきなりハマったしまった。

 

主人公がどうなっていくんだ?というスリル。

 

スリル感のすごい「盾の勇者の成り上がり」。

 

異世界転生モノの中でも超おススメの「盾の勇者の成り上がり」。

 

原作の アネコユサギさんの生年月日は不明です。

 

うーん、また不明か・・・

 

ま、仕方ないか・・・