こんにちは、みなさん！
占い講座インストラクター＆コンサルタントのアストロ・ドリです
ルノルマン・カードは、占いの世界において特別な存在です。その歴史は、19世紀初頭のフランスの占い師マドモアゼル・ルノルマンに由来し、彼女の名前にちなんで名付けられました。しかし、ルノルマンの死後に生まれたこのカードは、彼女の存在と影響力を今日まで広く感じさせています。この記事では、ルノルマン・カードの歴史と、その多様なデッキについて探求していきましょう。
＜ ルノルマン・カードの歴史 ＞
史上最高のカード占い師としてのマドモアゼル・ルノルマンの存在や影響力は非常に大きく、多くの占い師にインスピレーションを与え続けています。 ルノルマン・カードの原型である「The Game of Hope（希望のゲーム）」は、ルノルマンの死後に作られました。当初は人生ゲームやモノポリーのようなものであり、後にカード占いを定着させたルノルマンの名前にちなんで「ルノルマン・カード」と名づけられました。発売当初、ルノルマンの故郷フランスではあまり普及しませんでしたが、ドイツやオランダ、オーストリアと広まっていき、バルカン半島、ロシアで一般的に占いに使用されていき、ブラジルではヨーロッパやロシアから移住してきた人々を介して広まったと考えられています。
＜ ルノルマン・カードの代表的なデッキ＞
欧米で最もスタンダードなものは、「ブルー・オウル（Blue Owl）」デッキです。 「ブルーバード・ルノルマン（BLUE BIRD LENORMAND）」は、幸運をよぶという青い鳥が裏面にデザインされており、絵柄も標準的で分かりやすいです。そのほかには、丁寧に描かれている「ギルデッド・レヴェリー ルノルマン（Gilded Reverie Lenormand）」、「ヒーリング ライト ・ルノルマン（Healing Light Lenormand）」、「Mirror Truth Lenormand）」、「セレマ ルノルマン （Thelema Lenormand）」のような個性的なデッキです。 「ギルデッド・レヴェリー ルノルマン」には、一般的なルノルマンカード36枚の他に補足カードがプラスされた47枚組ですが、ルノルマンカードをマスターするまでに伝統的な３６枚のみで占いすることをおすすめします。