☑敏感で、場の空気や圧の強い人にのまれてしまう
そんな真面目でやさしい、がんばり屋のママが
親子で“疲れない心と体”と潜在能力を育て
自分らしい豊かな人生を送る方法を発信中。
効率化が進んだ現代は
「早い事」「トラブルがない事」が
いいこととされがちです。
なるべく早く、安く、無駄なく
いいものを手に入れたい
資本主義の発想です。
その恩恵を私たちは受け取ってきましたが
過剰になりすぎだと
個人的には思うのです。
早く安く無駄なくすることで
犠牲になっていることもあります。
子どもの心や体の成長や
人々の心のゆとりや休息
環境などは二の次になっていますよね。
たとえば
食品やパーソナルケア商品も
安くて売れるものを量産するために
多くの化学物質が使われています。
それらは安全性が確認されないまま広まり
年々増え続けていますが
心身の不調に悪影響があることが
わかっています。
つまり何事もいいことと同時に
そうではないこともあるということです。
だから、ネガティブに陥った時は
発想を変えればいいのです。
時間がかかる
それだけ時間、手間、愛情をかけられる
ということです。
他の子は数カ月で学校に戻るのに
我が子は数年かかかっても
動き出さないとしたら
焦るでしょう。
でもその期間、誠心誠意
自分なりにお子さんに
関われたのだとしたら
またお子さんも自分に向き合い
乗り越えるなかで
精神的に強くなったのなら
その関わりや時間は濃密で
お子さんの人生にとっても貴重な心の支えに
なるはずです。
そしてそうして時間をかけてはぐくんだ
関係は絆も深まります。
こんな場面でも
発想の転換ができます。
クライアントさんの中には
お子さんの不登校を乗り越えた経験を活かし
50代で起業される方もいます。
「もっと若い頃から始めていれば・・・
遅すぎた」と心配されますが
逆だと思います。
今までの色々な人生経験があって
その数十年間で培われたものがあるからこそ
できるサポートがあり
湧き出る情熱や思いがあるからです。
時間と手間をかけるからこそ
育まれる素晴らしさもあるのです。
一番もったいないのは
・何をすればいいかわからない
・自分のやり方に自信や希望をもてないまま
なんとなく子どもと接し
当たり障りのないことをいって
なんとなくただ時が流れてしまうことです。
もちろん、ただただ待つしかないといった
状況になることもあるでしょう。
そしてただ待つだけがよい時もあります。
でも自分のあり方
かかわり方に自信をもって
親子の未来に希望をもてたのなら
それはぼんやりと不安をこらえながら待つのとは
まったく違う未来がやってくるのです。
時間がかかりそうなら
時間を味方につけましょう。
コツコツと作物を育てるように
お子さんの心と体を健やかに育てなおして
いきましょう。
そのためにはママが心も体も元気で
いなければいけません。
なぜなら
体が元気になれば自然と前向きになって
心も元気になります。
そして自分の心を整えられるようになると
自分の感情に振り回されず
客観的に物事をとらえ
お子さんのことも落ち着いて
支援できるようになるからです。