子育て占星術カウンセラーの
リュミエール久美子です。
さて、今日の本題。
子育てに限らず
恋愛、結婚でも同じですが、
相性診断で
調和的=相性が良い
対立的=相性が悪い
と一般的には解釈しますが、
よい相性=よい関係
とは断言できないんです!!
これまで数々のシナストリーを
みてきましたが、
よい相性の相手とは
自然と相手の気持ちがわかり
意見が似ていて
ぶつかりあうことが少なく
居心地はいい反面
一緒にいると楽すぎて
問題がなさすぎて
惰性になるなど
相手と積極的に関わろうとする姿勢がないと
お互いにとってプラスにならないことがあります。
言葉は悪いですが
「ぬるま湯」になる危険を秘めているのです。
相性が良いと
子どもが自分と同じようなことで困っていても
「自分もそうだから仕方ないよね。」と
寛容になれる反面
子どもの課題を見過ごしたり
よい解決策がみつからないまま
時間が過ぎていったりしてしまうのです。
すると、残念ながら発展しません。
成長のチャンスを失ってしまうのです。
実際に以前カウンセリングを受けられた方で
こんな方がおられました。
息子さんとママはよい相性で
実際にお話を伺うと
話もはずみ、
高校生になっても
一緒に買い物にいくことがある位仲良し。
けれども、小さい頃からいじめられやすく
その度に親子で
「相手も悪気があったんじゃないから
仕方ない。許してあげようね。」
という意見に落ち着き、気が付くと
「嫌だと言えない子」「我慢ばかりする子」
になって不安だと相談に来られました。
魚座の質が強いお二人は
魚座の「自己犠牲を乗り越える。」というテーマにむきあい、
我慢してばかりで苦しい自分から脱する
チャンスを持てずにいたのでした。
「優しさは素敵だけれど、
嫌な事を我慢してはいけない。
自分が満たされてこそ相手も満たせる。
人への優しさを自分にも向けよう。」と
二人だけでは気づくことができませんでした。
「もっと早くにこの占星術の診断を受けていたら
こんなに悩まずに済んだのに。」と
おっしゃっておられましたが
子育てに手遅れ、
なんてことはありません。
いくつになっても
どんな状況になっても
言葉一つで自分の意識と行動を
変えていけるからです。
そしてママが変われば
子どもたちも変わっていくのです!!
実際にこのママは
息子さんへの関わり方を変えた結果
引きこもりがちだった高校をなんとか卒業し
自分で就職先を探し、
親に甘えず生きることに挑戦したいと
自分で職を探し一人暮らしを
スタートされたそうです。
しかもそれは息子さんが
転職に巡り合う時期
大きな決断をする時期と重なっていました。
「お互い似ていてわかりあえるから
気付かなかったんだ、、、。
でもそれがわかって
どう導いてあげたらいいのかわかって
スッとしたら、息子が動きはじめました!」
相性に関わらず
自分と子どもを客観的にみて
効果的に関わることがいかに大切か
を改めて感じました。