子育て占星術カウンセラーのKumikoです。
皆さんは特技がありますか?
特技ではなくても
これならちょっと人より上手かも?
っていうことありませんか?
お料理が好きで上手。
「幹事役なら任せて。」と言える。
きちんと家計管理できる。
掃除が得意。
ボランティア活動している。
等々
そしてそういう「自分の技」や長所が
活かされた時、って嬉しくありませんか?
お料理上手な人は
家族がおいしいって食べてくれたら
満たされますよね!
こんな風に人は
自分の力を発揮できると満足できるし
多くは、それが人を喜ばせることにも
つながるものです。
発達グレーゾーンのお子さんも
その特性は様々ですが
こだわりが強く個性的で
表現が独特だと
日本の学校のように
協調性を重んじられる場では
いきいきと力を発揮しにくいのではないか?
と思います。
心理占星術では
ホロスコープで心理分析をし
生まれ持った力や個性を理解して
人生をよりよいものにするのに
役立てて頂きますが
多くの場合、
この生まれ持った個性や力を上手に
発揮できている時は調子がいいし
幸せを感じるのものです。
そして当然のことながら
この力が不発弾のようになって
抑え込まれたり、
上手に活用できていないと
くすぶってきて、不調を感じるわけです。
なので私は子育てカウンセリングで
お母さんやお家の方が
「子どもが個性を発揮できる環境を作る。」
ということをお勧めしています。
どんな素晴らしい能力も環境がなければ
発揮できません。
そのために
それを見極めるために
ホロスコープ分析を活用するのです。
よく気が付いて働き者の子どもには
その子が十分にできそうなお手伝いをさせて
そのたびに褒めてあげる。
不器用だけど諦めずコツコツとやる子には
コツコツやるような勉強のスタイルを勧めて
粘り強さを褒めて育てていってあげる。
学校では大人しくて発言できないけれど
絵なら豊かに表現できる子どもなら
絵をかく時間を積極的にとって
それを認めて伸ばしてあげる。
親がすることは
見極めと環境づくりです。
本人が得意なことは好きなことにもなりやすいので
ふさわしい環境を与えれば
ひとりでに伸びていきます。
しかも目をキラキラさせて。
たとえば鉄オタの子が
マイワールドを追求していくうちに
日本全国の地理を頭に入れてしまう、
ってこともあります。
すると知識が身に付くだけでなく
「究める」って体験を体得している、
ってことにもなります。
あるクライアントさんのお子さんは
学校で皆が移動教室にいって教室が空っぽに
なっても気づかないくらい読書に没頭して
それがきっかけでいじめられたりしたそうですが
自分で書いた物語が演劇部の脚本に選ばれ
そこから生き生きとし、大切な友人とめぐりあったそうです。
幼い時は一日の大半を学校で過ごすので
個性が強いと過ごしづらく思うかもしれません。
でも、長い人生のうちの一定の期間だと思えば
学校で認められることよりも
むしろ自分という人間の核となるものを
育てていってあげる方がよいのでは
ないでしょうか?