子育て占星術カウンセラーのKumikoです。

 

早くも新学期を迎えているご家庭も多いでしょう。

 

少しは猛暑も和らいだので、少し楽ですが

 

また新学期になれるのに親子とも時間がかかりますね。

 

徐々に体慣らしできたらいいですね。

 

 

今日は朝日新聞8月19日の井ノ原快彦さんの記事を読み

 

ホロスコープ分析をしながら

 

どうやって苦しい時期を乗り越えられたかをご紹介していきたいと思います。

 

学校にいくのが楽しくない、

 

学校にはいくけれど、すごくつかれて帰ってくる、

 

そういうお子さんをもって不安だというお母さんの参考になれば嬉しいです。

 

 

井ノ原さんは1967年5月17日生まれ。

 

日付がかわるような時間に生まれていない限り月星座は獅子座。

 

人から注目を浴び、ほめられたい欲求を表します。

 

芸能人にはぴったりの欲求ですね。

 

そして太陽星座は牡牛座なので、自分は目立ちたいという思いがありながらも

 

人を押しのけていく感じでなく、平和にマイペースで自分のイメージを

 

じわじわと印象付けていく感じです。

 

井ノ原さんは小4でクラス中から無視された時

 

漫画や楽器などを楽しめる家が逃げ場だったそうです。

 

そしてそもそも学校というルールばかりの場所が好きではなかったと。

 

ホロスコープを見ると、

 

自我、エネルギーをあらわす太陽☉

 

人間関係や才能を表す金星♀

 

自己主張を表す火星♂

 

の三つが周囲の大人、ルール、抑圧を表す土星♄との緊張の角度をとっているので

 

大人からルールを示されて自分の思いを抑圧しなければいけない学校生活は

 

重荷であったと読めます。

 

人一倍、ルールに敏感だったはずです。

 

 

しかし大切なのは「ルール」「抑圧」という重苦しい印象の土星の

 

よい面を味方につけて自分を切り開いていくことです。

 

土星は時間の神「クロノス」に支配されているので、コツコツと時間をかけて

 

頑張ったものには確実な褒美を与えてくれる天体なのです。

 

成長、野心や目的の達成です。

 

 

井ノ原さんは12歳でジャニーズ事務所に入り

 

「歌やお芝居をもっとやりたくなって高校を途中でやめました。」とあるように

 

自分の才能♀を磨いて自分のエネルギー☉を発揮するために行動♂されたんですね。

 

☉牡牛で粘り強いので楽しみながらコツコツと努力されたと思います。

 

芸能人として幅広い方面で活躍され続けていますよね。

 

そして

 

「20代後半になって通信制の高校に入り直したんです。勉強したかったから。

 

今したいな、と思ったんです。」とあります。

 

自我を表す太陽☉が物事を

 

創造性や理想を表す海王星♆と緊張関係にあるので

 

何をするにも自分の理想的な形で行いたいという思いが強く、

 

自分なりのタイミングで決断をするという選択をされたのだと思います。

 

海王星は物事を曖昧にし、困惑させるという意味があるので

 

この決断がなければ、自分が高校をやめてしまったことを

 

ずっと気にしながら生きる人生になった可能性がありますが

 

おそらく井ノ原さんは一番興味があった楽しいと思えること♀

 

つまり、ダンスやお芝居をしっかりと稽古されたからこそ、

 

自分にとって必要だと思う決断をする勇気をもたれたのだと思います。

 

また子どものころに無視されるという嫌な経験をしたから

 

人を無視したくないという思いがあり

 

「無視をするくらいなら、言いにくいこともいいます。

 

「友達は愛情だと思う。」って言ってくれました。

 

逆に人から何か言われた時にも、

 

愛情だと思うようにしています。」とありました。

 

これは人間関係を表す金星♀が人とのつながりを大切にする蟹座であり

 

自己主張をあらわす火星♂が誰とでも仲良くつきあいたいと思う天秤座である性質を

 

活かして井ノ原さんが身に着けた社交術といえるでしょう。

 

天秤座は人に好かれたいと思うあまり自分の意見がいいづらい傾向がありますが

 

誰とでも仲良くつきあうなら、交わりたいという気持ちを大切に♀蟹座して

 

自己主張もしていくことが大切だと思われたのですね。

 

蟹座と天秤座の素晴らしいブレンドだと思いました。

 

そして、人から言われたことを愛情だと思って受け止めるということは

 

自分も相手も大切にすることで

 

素晴らしいなと思いました。

 

 

このように社会で名をあげておられる方は自分の星を

 

上手に生かしていきておられますね。

 

今日もブログを書いていて感動しました(笑)

 

 

誰の身にでも嫌なこと、不快なことは起こります。

 

それは変えられない。そして相手も変えにくい。

 

一番簡単に変えられるのは自分の心と態度です。

 

辛い状況を変えたければ

 

自分にとって必要なものを選び取っていくこと、

 

自分にとって必要な考え方や感じ方を身に着けていくことです。

 

そして自分がもつ心の状態と態度がかわれば

 

状況がかわるし、

 

周りが変わっていく可能性もあるし、

 

変わらなくても

 

それで相手を責めたり自分が空しくなったりすることが

 

どんどん減っていきます。

 

 

不登校やいじめなどから立ち直って活躍されている方は

 

どこかで自分が夢中になれるものとであって

 

それを活力にされていますね。

 

世間の常識にとらわれすぎず、

 

信じた道を貫いておられるのも共通しているように思います。

 

 

お子さんが学校で辛いと感じることが多いなら

 

何をしている時が一番いい顔をしているか

 

それをお母さんがみつけてあげて、

 

応援してあげられるといいと思います。

 

特にデリケートな感性の子ども、

 

独特の感性をもつ凸凹のお子さんは

 

学校生活を送るだけでも、普通よりストレスが大きいです。

 

そんな子どもが何かに夢中になって自分の欲求が満たされ、

 

周囲から認められれば

 

(「楽しそうに頑張っているね。」と言われるだけでも)

 

人間というのは自然にやる気や意欲がわいてくるからです。

 

そのためにはできるだけ思い込みをすてて

 

幅広い視点でお子さんを観察することが大切ですよ。

 

そしてお母さん自身も自分が夢中になれることを見つけるのも

 

大事ですね。