占星術カウンセラーのKumikoです。

昨日は話さない、内向的なお子さんは

内面に強いものを秘めているので

隠れた長所をみつけ

育てていって下さいとお話しました。


私のカウンセリングで使う占星術は

心理占星術といって

占星術にユング心理学の要素をとりいれ

人の性格や心の成長を細やかに

みていくのが特徴です。

(鏡リュウジ先生は心理占星術家で
本をたくさん日本語訳されてます。)


そのユング心理学を紹介した本で

内向的なお子さんを

お持ちのお母さんたちに是非

ご紹介したい文があります。


「内向的な子供は、幼稚園や小学校の
低学年で困難を感じることが多い。
彼らは友人をつくりにくく、
先生にもなじみにくい。
ゆたかな才能をもっていても、
それを伸び伸びと出すことができず、
それはときに、変なものとさえ
みられやすい。
このために、内向的な子供は
先生や親の心配の種になるが、
これは実のところ、別に何も
心配すべきことではない。
むしろ、このときに大人たちが
その性格を矯正しようと努めたり、
異常であるときめつけたり
することによって、
発達の過程を歪められる場合が
多いように思われる。」

河合隼雄著 『ユング心理学入門』


いかがでしょうか?

私自身が子供の頃内向的で不器用で

外向的で器用な弟と比べられて

なんだか損な役回り、と感じていたので

すごーく身にしみるものがありました。


内向的なお子さん、

自閉的なお子さんは

発信するのが苦手で、時間がかかるけれど

お子さんの本質を見失わず

じっくりと育てていけたらいいですね。


また、内向的、自閉的な子に限らず

発達に不安を感じていて 

成長が見られず

焦りを感じてしまう場合でも

子供が自ら成長していくのを信じて

またその変化を見逃さないようにして

適切なサポートをしていけますように

心からのエールを送ります。

たとえ先生や他の人が子供を

「やりにくい子」だとみても

お母さんが

子供の心に寄り添っていれば大丈夫!