3月29日はダンディハウスを出発して甲賀の忍者村を観光したあと四日市まで移動しました。
ダンディハウスを出る時にオーナーの方と少し立ち話をしたのですが、オーナーは僕の地元千葉県で国語の教師をしていたらしく、すごく偏差値の高い学校と偏差値の低い学校両方を経験したそうです。
その人が言うには、今社会が必要としているのは子供たちを社会の枠に閉じ込めようとするような大人ではなく、彼らのやっていることややりたいことを一歩引いて見守ってあげられる器の大きな大人たちなのだと言っていました。

僕が留学を決めたときもそうですが、周りの大人たちの理解を得られるか否かは子供の将来をとても大きく左右すると思います。人間誰でも成功する可能性を持っているもの。しかし、その可能性を大人たちが世間体や自分の経験など限られた範囲の知識で判断し、潰してしまうようなことはとてももったいない事なのだろうなと感じました。


甲賀の忍者村は山の中にあり、僕が想像していたテーマパークとはまったく違うものでした。

林の中に古いからぶき屋根の民家が数軒あり、その中の一軒が忍者の使っていた道具を展示している博物館に、そしてもう一軒が中に仕掛け盛りだくさんの忍者屋敷になっていました。忍者屋敷は実在したものをそのまま移築したものだそうです。

やはり木造なので建物の一部は老朽化して崩れていたり、大黒さまが祭られてる神社の裏側は半壊しているような状況でした。でもその崩れ具合などがよりリアルな雰囲気をかもちだしていたように思えます。

この日は以外にもかなりの家族連れでにぎわっていて、子供たちが色とりどりの忍者服に身を包み池の上を忍具に足を突っ込んでロープを伝いながらわたっていました。

ここでは他にも忍術教室や、手裏剣道場など子供たちが喜びそうなものが盛りだくさんでした。

僕もあと20歳ほど若かったらキャッキャいいながら遊んでいたのにな~なんて思うとあのころに戻りたくなります・・・。しかしながら手裏剣投げには挑戦しました!結果は8個投げて刺さったのは1つだけ・・・。僕の腰の高さよりも小さい子供たちに元高校野球児、完敗です・・・。


忍者村を堪能し、南へ下っていくともう1つの忍者の里伊賀に着きました。そこでおなかが空いたので、ご飯を食べようとパーキングエリアへ行きました。中に入り、まずは手を洗おうとトイレへ向かうと突然70歳前後のおじいちゃんが話しかけてきて、なぜか一緒にトイレまでついて来ました。

僕の横の便器に立ち簡単な会話をしていたのですが、どうもおじいちゃんの視線がおかしい・・・・。僕の股間あたりをしきりに見てきたので怪しいなと思つつ、でもそこはおじいちゃんだから失礼な対応はしてはいけないなと思い親切に対応をしながら会話を続けました。すると自分の家の場所を教えてきて、「お茶をごちそうしてあげるからうちに寄りなさい」と僕の肩を揉みながら言い残すと帰っていきました。

結局そのおじいちゃんの家は目的地の途中にあったので見つけたのですが、新しい体験を求めて旅をしている自分でもそんな体験は求めてない、ということで横を素通り・・・。

旅人はよくあっち系の人から狙われるとは聞いていたのですが、まさか70歳のおじいちゃんからモーションをかけられるとは・・・。世間は僕の想像をはるかに超えています・・・。


この日は夕方には四日市に到着。寝床を探しているとちょうど四日市ドームがあったのでこの日はドームの軒下で野宿しました。深夜くらいまでは暖かかったのですが、明け方急に冷え込み何回か起きてしまいました。

夜寝る準備をしているとドーム内を見回っていたおじさんと目が合い、注意されるのかと思ったのですが何事もなかったかのようにスルーしてくれました・・・。おじさんに感謝です。


3月29日の行程

http://www.everytrail.com/view_trip.php?trip_id=1020690&code=7362ce10cbb83cf278aef7499437028e


3月29日の走行距離: 77キロ
こいだ時間: 4時間11分
消費カロリー: 1121kcal

3月28日は京都から忍者村のある滋賀県甲賀へと移動しました。
朝は少し遅めに起きて、11時くらいからホテルで相部屋になった人に教えてもらった中華料理屋の眠眠というお店に行き鱈腹朝ごはん兼昼ごはんを食べました。そのあと隣を流れる鴨川の川原に座って水の流れる音に聞き入ったり、お昼ご飯をコンビニ買って三人で食べてる子供達が寄ってくる鳥にビビッてるのを見たりしてました。
結局京都を出発したのは午後の1時くらいになってしまいました。
甲賀までの道は少しアップダウンがあったものの、そんなに苦戦はせずに5時くらいにはこの日泊まった健康ランド「ダンディハウス」に着きました。
ダンディハウスの看板はちゃんとあって電気がついていたものの、表は見るからに廃墟。ガラス越しに見える店内は椅子だのテーブルだのが散乱しててとてもじゃないけど開店してそうには見えませんでした。
どうしようか迷ってるとふと廃墟の後ろ側に隠れるように入り口を発見、恐る恐る入ってみると見慣れた健康ランドが現れました・・・。どうやら道路側の店はまた別の店だったみたいです。
一般的な健康ランドの仮眠室はただ単にリクライニングチェアが並んでるだけですが、ここはカーテンと壁で区切られたベットがちゃんとあってすごく良かったです!

3月28日の行程

http://www.everytrail.com/view_trip.php?trip_id=1020686&code=0d3b1a81a061fa5678c5399b12bc2ecd

3月28日の走行距離: 47キロ
こいだ時間: 2時間37分
消費カロリー: 640kcal

3月27日はサンタバーバラで一緒だった京都出身の後輩Nに京都を案内してもらいました。
Nとは二年間くらいしか一緒にいなかったものの、ともに山の温泉に行ったり、キャンプに行ったりした仲です。
この日は9時半くらいにホテルを出て、Rくんに教えてもらった行列ができると言われる辻利の都路里パフェを食べに辻利本店に行きました。しかしあいにく本店は改装中で閉まっていて、4月から再開とのこと…。
結局時間もなかったのでパフェは断念してNと合流しました。
ちょうどお昼時だったこともあり、まずはNがよく行く鍋焼きラーメンの店ゆるり屋に連れて行ってもらいました。
店は京都らしい古いたたずまいで、店内には学校で使っていた懐かしい灯油ストーブがたかれていました。入口の目のつく場所にはカゴに入った野菜が違和感なく置いてあり、店内にどことなく生活感があるような雰囲気を作り出していました。
野菜をデコレーションとして使うなんてなんともナイスでした。鍋焼きラーメンもすごくおいしかったです。
ラーメンを食べ終わると電車で嵐山へといきました。修学旅行で行ったことのある嵐山ですが、改めて大人になってから行ってみると高校生の時は刺激がないなと思っていた風情ある景色をとてもよく楽しむことができました。
嵐山にある天龍寺というお寺の中庭はまさに日本庭園という感じで、歩いてまわるととても心が落ち着きました。また境内の中から庭を見ると、境内の中が薄暗い分中から見える景色はより一層鮮やかに見え、まるで一枚の絵画のようでした。
天龍寺を見学し、竹の並木道を歩いたあと京都の中心街へと戻りました。
夜はNおすすめの京野菜が食べられるお店へ連れて行ってくれました。普段はたいへん人気で予約なしでは入れないお店だそうです。
京都の店らしく小さなたたずまいのお店だったのですが、中は薄暗く落ちついた雰囲気で程よい照明がカウンターに並べられた色とりどりの野菜や、カウンターの向こう側の壁に並べられたうつわなどのシルエットを浮かび上がらせ、とてもいいセンスのお店でした。
料理も新鮮な野菜を使ったものが多く、久々に野菜を食べたのもあり本当においしかったです!
忙しい中一日中京都をあんないしてれたNに感謝です!とても楽しい時間をすごす事ができました。
京都の町を歩いていると、入口は狭いけれど奥に続く店があったり、一見さんお断りの店があったりすごく入ってみたくなるようなお店がたくさんありました。普通の民家でも玄関先から中庭の一部がチラッと見えて、そこに綺麗な生け花なんかが飾られているのを見ると戸を開けて中庭を見させてもらいたくなるような気持ちになりました。この街はまさに限られた部分しか人に見せないチラリズムのような魅力のある街だなと思いました。