https://youtube.com/watch?v=vI0754R-3kI&feature=shared
『曼珠沙華』は、山口百恵さんの16枚目のスタジオ・アルバム。1978年12月21日にCBSソニーよりリリースされました。オリコン週間７位。
正式なアルバム・タイトルは『二十才の記念碑 曼珠沙華』 帯コピー：あなたの前で女でありたい。私はもうはたち… ”曼珠沙華” (マンジューシャカ) とは ”mañjūṣaka” というサンスクリット語の音写で、”如意花”(にょいか) と漢訳されます。この花を見る者は自ずからにして悪業を離れ、天神が意の儘にこの花を雨のように降らせると考えられるという、白色で柔らかな天界の花を意味します。 アルバムとしての統一感を出すため、LPのA面を「曼珠沙華の章」、B面を「無垢の章」としています。大ヒット曲「いい日旅立ち」を収録しており、自身のオリジナル・アルバムでは最大のヒットとなりました。ジャケット写真のヌード（バストトップ）は、篠山紀信さん撮影によるものです。 タイトル曲「曼珠沙華」は完成度の高い傑作となり、プロデューサーの「アルバムだけでなくもっと多くの人に聴いて欲しい」という思いから、翌1979年3月発売のシングル「美・サイレント」のB面に収録されました。アルバムでは曲の冒頭部分に百恵さんのナレーションが入っているが、シングル・バージョンではカットされており、1990年9月15日に発売されたCD選書版でもナレーションがカットされています。2003年6月4日に発売された全オリジナルアルバム22枚を復刻したCD-BOX『MOMOE PREMIUM』にはリマスタリング音源で収録され、ナレーションも復刻しています（2007年9月30日には更なるマスターサウンド仕様が施された『Complete MOMOE PREMIUM』が発売されました）。
M-3「惜春通り」は1994年4月に、新アレンジ、ボーカル別テイクが採用され14年振りのシングルとして発売されました。カップリングには「愛染橋」が選曲されています。
二十歳でこの絶唱、凄みは現代では表現できる人なかなかいないでしょうね。
