https://youtube.com/watch?v=3CBVeCwXP2U&feature=shared
1993年6月9日発売。オリコン週間2位。
日本テレビ系『劇空間プロ野球93』のテーマソング企画として制作され、当時読売ジャイアンツの監督に再就任した長嶋茂雄さんをゲストボーカルとして迎えました。
ビーイングブームが最高潮を迎えた1993年にビーイングのトップクラスの才能を結集して制作された豪華な作品。
ZARDの坂井泉水さん、WANDSの上杉昇さん、ZYYGの栗林誠一郎さん、高山征輝さん、REVの出口雅之さんがメインボーカルを担当し、ギターソロは全てWANDSの柴崎浩さんが担当しています。コーラスとして大黒摩季さんも参加しています。何れも当時を象徴する参加者でした。 初回出荷と二次出荷以降でミックスが変更されたため、ディスクの色が白ディスク(通常版)と黒ディスク(初回出荷分)に分かれています。ミックス変更のため、長嶋さんのパートの音量、イントロ部のギターソロ、ドラムの叩く場所と強さ、コーラスの大きさなどが異なっています。 歌詞カードには、ボーカル別にパートが判るように記載されています。 プロデューサーの長戸大幸さんは、長嶋さんのレコーディング前に、上杉さん、坂井さんなどを交えた食事会を開き、その後、スタジオに入り2人に歌唱指導をさせたという話が残っています。PVにもその時の様子を撮った3ショットのシーンが採用されています。当時のスタッフが「お寿司屋さんから六本木のスタジオに長嶋さん、坂井さんと直行。ほろ酔いの長嶋さんに歌ってもらったのが印象的です」と語っています。 時代を象徴するアーティストが集結した企画モノの作品については、海外では『ウィ・アー・ザ・ワールド』という先例があります。
当初はZARD&WANDSで制作されていましたが、同時期にデビューしたZYYG、REVも後に参加しました。 長嶋さんのパートは最後のサビのリフレイン部分(3回)のみ、単独でのパートは1回のみで、コーラス参加などは一切していません。 コーラスには大黒摩季さん、近藤房之助さん、川島だりあさん、大田紳一郎さん、生沢佑一さん、Qunchoさんが参加しています。
6月3日、長嶋茂雄さんが死去。僕は阪神ファンですが、憎っくき巨人にも関わらず、長嶋茂雄さん個人は好きでした。丁度、生まれた頃に現役引退されて、監督に就任されたの頃。そしてスポーツプレーはVTRで観るしかないのですが、ファンを楽しませる、記憶にも記録にも残る方でしたよね。どちらかといえば、スポーツ全般の伝道者的役割、「スポーツ外交官」的役割をされた時期からはっきり覚えており、90年代の第二次政権はしっかり記憶に残っています。巨人を優勝に導き、松井秀喜選手をしっかり巨人の四番打者に育て上げましたよね。
今朝のニュースで訃報が流れ、びっくりでした。御冥福をお祈りいたします。