https://youtube.com/watch?v=5m0Vmm-EKXo&feature=shared


 ANGRA は、ブラジルサンパウロ出身のヘヴィメタルバンドである。バンド名の由来はブラジルのグアラニー神話(英語: Guarani mythology)に登場する火の女神(ポルトガル語: Angra_(mitologia))。

 バンド解散の危機を乗り越え、2001年10月ANGRAは、「Rebirth」アルバムで文字通り「再生」を果たしました。 それまでANGRAの「要」として在籍していたアンドレ・マトスと、リズム隊(ルイス・マリウッティとリカルド・コンフェッソーリ)が脱退を表明、バンド存続の危機に瀕しましたが、新メンバーを迎えてまさに「新生」ANGRAとして再びANGRAは生まれ変わりました。安定したリズム隊(フェリッペ・アンドレオーリ<b>、アキレス・プリースター<ds>)とアイアン・メイデンのヴォーカル・オーディションで最終審査まで残ったというエドゥ・ファラスキ<vo>を迎え、バンドは01年10月に「Rebirth」をリリース。


 そして、2004年、5枚目のアルバム『Temple of Shadows』発表。

ギターのラファエル・ビッテンコート手がける一大コンセプト・アルバム。11世紀後半の十字軍の騎士、クリストファー・ハンターにまつわるストーリー。そしてこのストーリーを描いていくことによって、実はその時代と現代の差異が実はほとんどないという事実を浮かび上がらせようという試みでもあります。

11世紀十字軍騎士のストーリーが、現代人に警鐘を鳴らすというコンセプトのもと、ミルトン・ナシメント、カイ・ハンセン、ハンズィ・キッシュら多彩なゲストが参加。王道メタルにブラジル音楽やプログレッシヴの要素を加味した唯一無二のANGRAサウンドを展開します。PINK CREAM69のデニス・ワードがプロデュースを担当。 

 発売から20年が経つものの、曲構成、サウンドクリエイション、ダイナミズム、散りばめられた超高等テクニックが未だメロディックスピードメタルの最高峰に位置する驚異的なアルバム。


 もう、20年以上経ってしまうんですね。僕の場合、『Angels Cry』を聴いてあまりピンと来なくて、メンバーチェンジがあったということで、『Rebirth』を聴いて、やっぱりガツンと来るものがなくて、もうANGRAは聴かないかなあと思っていたんですが、何だったかは思い出せないんですが、『Temple of Shadows』を取り上げていて、テンプル騎士団がテーマのコンセプトアルバムということで手に取りました。『Angels Cry』や

『Rebirth』を聴いたこともこの

『Temple of Shadows』に出会うための運命だったのかも?と思うほどの衝撃でした。

 ところが、次の『Aurora Consurgens』がどこか精細を欠いてやはりピンと来なかったので、また離れてしまったのですが…。最近、押し入れを整理していたら、

『Temple of Shadows』が出てきて、聴いてみたら、“うわー!やっぱりこれ凄いアルバムだったんだ”と再確認でした。楽器隊はテクニカルだし、ヴォーカルのハイトーン、プログレ的要素…。この20年ほどの間も新しい音楽に出会って、知識、趣味趣向等は変化しているにも関わらず、やはり感動してしまいました。思えば、『Temple of Shadows』が凄すぎてHR/HMと距離を置いていたのかもしれません。




 

 





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