https://youtube.com/watch?v=Ly6ZhQVnVow&feature=shared


 『レッド・ツェッペリン IV』(英語: LED ZEPPELIN IV)は、イギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリンの第4作アルバム。1971年11月8日発売。プロデューサーはジミー・ペイジ。レコーディング・エンジニアはアンディ・ジョンズ。米国だけでもセールスは2,300万枚を超えており、レッド・ツェッペリンの全作品中、最も売れたアルバム。


 『レッド・ツェッペリン IV』は1971年11月8日、全世界で同時に発売された。アメリカのビルボード誌では、スライ&ファミリーストーンの『暴動』等のアルバムを抜くことが出来ず2位だったのですが、12月25日付キャッシュボックス誌では1位に輝いています。その後,約5年にわたってトップ200にとどまる大ロングセラーとなりました。1990年末にはアメリカ国内での売り上げが1,000万枚の大台に達し、2006年までに累計2,300万枚を売り上げ、アメリカにおけるアルバム売上数は史上第4位。イギリスでは2週にわたり首位を獲得、2015年までに計90週チャートにとどまりました。2014年にリリースされたリマスター版も、米ビルボード・チャートで7位、全英チャートで6位を記録しました。全世界での累計売上枚数は3700万枚。 『レッド・ツェッペリン IV』は史上、世界的に売れたロック・アルバムの一つであり、バンドの代表作とする声が多い作品。特にアコースティック・サウンドとハード・ロックを融合した「天国への階段」はバンドの代表曲のひとつとなり、『ローリング・ストーン(Rolling Stone)』誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・ソング500」と「オールタイム・グレイテスト・ギター・ソングス100」において、それぞれ31位と8位にランクインするなど、数々の栄誉を授かりました。ジョーンズは「このアルバムの後は誰も僕らをブラック・サバスと比較しなくなった」と述べていますが、それまでツェッペリンに対し厳しい論評を並べ立てていたローリング・ストーン誌も本作に対しては「これまでの中で最も一貫して良い作品だ」と賞賛するなど、彼等に対し批判的だった評論家も見方を変えざるを得なくなりました。本作はツェッペリンの他の作品に比べ、発売当初の反響はやや控えめなものでしたが、時代と共に評価を高め、現在では「1970年代のハードロックのスタイルを決定付けた作品」と評されるまでになりました。2006年のQ誌読者による偉大なアルバム100で21位、『ローリング・ストーン』誌の「オールタイム・ベスト・アルバム500」(大規模なアンケートによる選出)2020年版において58位、クラシック・ロック誌による2001年の「偉大なロックアルバム100」および2006年の「偉大なブリティッシュ・ロックアルバム100」でそれぞれ1位を獲得しました。


 見開きジャケットの外側全面が一枚絵となっており、表側には薪を背負った老人の絵が壁に掛けられ(この絵は、プラントがレディングのジャンク屋から手に入れてきたもの)、裏側にはその壁が取り壊され、背後に寂れた町並みが写っています。このデザインの真意についてペイジは、「この老人は自然と調和しながら生きているんだ。だが彼の山小屋は取り壊され、スラム街に追いやられてしまうんだ」と語っています。 ジャケットの薪を背負った老人のモデルはアルバム発売から半世紀以上に渡って謎とされていましたが、2021年に西イングランド大学の地域歴史センターの客員研究員が2021年にウィルトシャー博物館と企画した展覧会から続く研究を続けていた際に、写真アルバムでこの写真に出会ったと語っており、モデルとなったのは1892年のヴィクトリア朝時代に撮影された屋根葺き職人のロット・ロング(1893年死去)という人物であることが明らかになりました。


 

本作には正式なタイトルはなく、またアルバムジャケットには一切のクレジットや情報が記載されませんでした。曲名やクレジットなどの最低限の情報はレコードの内袋に掲載され、その裏側には「天国への階段」の歌詞が特殊な字体で書かれている。これの発案者はペイジでしたが、このアイディアには当然アトランティック・レコードの上層部から自殺行為だとして止めるよう勧告されました。しかしバンド側は一切譲歩せず、要求どおりにするまでマスターテープをアトランティックに渡さないという強行策に出ました。ペイジはこの意図について「僕等は純粋に音楽だけを評価の基準にして欲しかったんだ」「所詮バンド名なんて何の意味がある?レッド・ツェッペリンって何?大事なのは僕等の音楽なんだ」と語っています。

 

 正式なアルバムタイトルがないために、本作は様々な仮称で呼ばれる事となりました。

  • 4つのシンボルが並んでいるから「フォー・シンボルズ」(Four Symbols)、あるいは単に「シンボルズ」(Symbols)
  • そのシンボルがルーン文字に由来するとうわさされたので「ルーン・アルバム」(The Runes)
  • ジミー・ペイジのシンボルがZOSOというアルファベットの組み合わせのように見えるので「ZOSO」
  • "天国への階段"を収録しているので「Stairway Album」
  • それまでのアルバムタイトルの流れから、4作目と言うことで「レッド・ツェッペリン IV」(Led Zeppelin IV)
  • タイトルが無いことから「無題」(Untitled)

など。日本では、帯に前出の四つのシンボルマークと「レッド・ツェッペリン IV」の文字が並んで印刷されていました。現在では全世界的に『レッド・ツェッペリンIV』のタイトルで呼ばれる事が多くなっています。2007年の再結成ライヴを収めた『祭典の日 (奇跡のライヴ)』では『The group's untitled fourth album(このグループ(レッド・ツェッペリン)のタイトル名のない4作目のアルバム)』と記載されました。


 

「Black Dog」「 Rock And Roll」「Stairway To Heaven」等が収録されていて聴きやすく、一番最初に聴くならこれが取っつきやすいかもしれませんね。最高傑作か?と言われたら、個人的には違うかも?と思いますが。






 

 



 

 


 

 






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