https://youtube.com/watch?v=qbexOeoH5hg&feature=shared


 『ジャスト・プッシュ・プレイ』(JUST PUSH PLAY)は、エアロスミスが2001年に発表したアルバム。オリジナル・アルバムとしては通算13作目で、1997年の『ナイン・ライヴズ』以来4年ぶりとなります。

 アメリカではBillboard2位。日本ではオリコン4位。

 

本作のレコーディングは、Pro Tools等、当時では最新のテクノロジーを駆使して行われました。スティーヴン・タイラーの娘やジョー・ペリーの息子もレコーディングに参加し、アルバムのクレジットにも載っている。ジャケットのイラストには、日本人アーティスト空山基さんの作品「Sexy Robot #22」が使用されました。

 映画『アルマゲドン』(1999年公開)の主題歌「ミス・ア・シング」(本作の日本盤CDにも収録)の大ヒットを受けて、本作もヒットを記録しました。シングル「ジェイディッド」も全米7位となり、同曲は日本でもコカ・コーラの2004年のキャンペーン"Special Magic Coca-Cola"においてCMソングに起用されました。

 01年1月28日にはスーパーボウル出演、3月にはロックの殿堂入り、そして3月末にはプロモ来日も果たし「ミュージック・ステーション」では「ミス・ア・シング」「ジェイデッド」を2曲続けて歌うなど、大規模プロモーションで日本でもにヒットしました。


 『Get a Grip』と『Nine Lives』の2作品は、90年代の新しい曲調でありながらも、どことなく70年代風のハード・ロック・サウンドでしたが、『JUST PUSH PLAY』は、エアロスミスらしさは残しつつ、最新テクノロジーを取り入れた進化したサウンドになっていました。これは、当時、賛否両論だったと記憶しています。スティーヴン・タイラーとジョー・ペリーのふたりで成立してしまうんじゃないか?的な。それにポップ過ぎると思ったし、日本盤には、ラストに毛色の違う「ミス・ア・シング」が収録されていたのが、賛否に拍車をかけたかもしれませんね。

でも、今聴くと、良い作品だったことに気付きます。







 

 





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