https://youtube.com/watch?v=IsPFDzAGb4A&feature=shared
「フォー・ユア・エンターテイメント」 (For Your Entertainment) は、アダム・ランバートのデビュー・アルバム。2009年11月23日発売。全米3位。全米売上: 86.3万枚。
アダム・ランバートは、2009年、オーディション番組『アメリカン・アイドル シーズン8』に出場し準優勝。番組史上最高の賞賛と注目を浴びました。サンフランシスコでオーディションを受け、「ロック・ウィズ・ユー」、「ボヘミアン・ラプソディ」を歌いました。マイケル・ジャクソンウィークでは、「Black or White」を歌い、審査員全員から賞賛を受け、特に審査員のポーラ・アブドゥルは、彼の決勝進出を予言しました。2009年5月20日のフィナーレではキッスと共に 「Beth」、「Detroit Rock City」、「Rock and Roll all Night」 のメドレーを披露しました。
結果発表の前に、クイーンのオリジナルギタリストであるブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーの演奏で、クリス・アレンと共に「伝説のチャンピオン」を歌いました。決勝戦の後、クイーンは、ランバートを新しいフロントマンとして迎え入れようと声をかけています。その件に関してその気があるのかというAP通信の質問に対し「それは難しい質問だね。だって、正直クイーンにならないかっていう申し出をどう断ったらいいんだい? そんなの信じられないよ。でも、今自分でやりたい事もあって、それが僕の目標でもあるんだ。だから、できる事なら両方やってみたい」と答えています。その後、ソロ活動と並行して「クイーン+アダム・ランバート」としても活動を始めることになります。
2010年3月10日に日本デビューとして、スペシャルエディション(DVD付き)のアルバム『For Your Entertainment』をリリース。フォー・ユア・エンターテイメントのプロモーションで来日した際、「エルビス・プレスリーの再来」「神の声域を持つ世紀のヴォーカリスト」「過激な貴公子」等と紹介されました。6月〜12月、北アメリカ、カナダ、日本を含むアジア、ヨーロッパ、オーストラリア等を回るワールドツアー『Glam Nation Tour』(グラムネーションツアー)(113公演)を行いました。同年のグラミー賞では、1stアルバム収録曲「Whataya Want From Me」が「最優秀男性ポップボーカル」にノミネートされました。
リッキー・マーティンもアダム・ランバートも、新世代のマイケル・ジャクソンみたいになるかなと思ったのですが、違う方向に行きましたね。
2012年3月15日、2ndアルバム『TRESPASSING』をリリース。全米ビルボード総合アルバムチャート1位を獲得。 6月にクイーン+アダム・ランバートのボーカリストとしての活動を開始。2023年「クイーン+アダム・ランバート」として第74回NHK紅白歌合戦に出場。
まあ、フレディ・マーキュリーとは全く声質も違いますが(ふたりとも無茶苦茶上手い)、何となく、「クイーン+アダム・ランバート」という人選は納得してしまいました。クイーンのボーカルとしては?ですが、
「クイーン+アダム・ランバート」ならOKかなと。ポール・ロジャースの時と同じように。