https://youtube.com/watch?v=fJ9rUzIMcZQ&feature=shared
『オペラ座の夜』(A Night at the Opera)は、1975年に発売されたクイーンの4枚目のアルバム。
クイーンの代表的なアルバムのひとつであり、本国イギリスで初めてチャート1位を記録したアルバム。当時のイギリスのポピュラー・ミュージック史上、最高の制作費がかかったといわれています。 クイーンの代表曲のひとつである「ボヘミアン・ラプソディ」はシングルカットされ、イギリスのチャートで9週間連続1位を記録しました。「クイーン II」のジャケットをモチーフにし、映像エフェクトを駆使したプロモーション・ビデオが製作され話題になりました。それまでのポピュラー音楽の動画によるプロモーション形態は演奏シーンなどが主でしたが、このビデオは世界で初めての「プロモーションを目的としたビデオ」として、一般的に認識されています。 本作と次作のアルバムタイトルは、アメリカのコメディ俳優マルクス兄弟の映画のタイトルから採られたもの。 本作と次作のアルバムジャケットに描かれたロゴマークは、フレディがメンバー4人の誕生星座を忠実にデザインした図柄をアレンジし直したもの。
『ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、128位にランクイン。
2019年10月より、本作の世界観を舞台化したNODA・MAP 第23回公演『Q : A Night At The Kabuki』が上演されました。
多彩な音楽性を内包し、ロックを芸術の域にまで高めたアルバムにしてクイーン一流の美意識に貫かれた、エンタテインメント性も持ち合わせた不朽の名盤。コーラスの多重録音によって生み出された「ボヘミアン・ラプソディ」は、世界中でヒットしたのはもちろん、ギネス・レコード社より英国史上最高のシングルとして認定されたほか、20世紀に発表された曲としては世界で最もストリーミングされた楽曲となるなど、いまだに多くの支持を獲得しています。また、ブライアン・メイのギター・オーケストレーションによって奏でられるイギリス国家「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」は、クイーンのコンサートのアウトロとして使われるのが通例となりました。
1975年12月15日に『A Night At The Opera』が全英チャート入りすると、このアルバムはクリスマス・プレゼントとして次々と購入され、数多くの靴下の中に収められました。そしてクリスマスの2日後には、全英1位を獲得。年末年始の間、首位に君臨し続け、年明けに1週だけ、ペリー・コモのベスト盤にトップの座を譲ったものの、『A Night At The Opera』の売れ行きは勢いを増す一方で、翌週再び首位に返り咲いたクイーンは、その座を2週にわたって守りました。一方「Bohemian Rhapsody」は、11月29日から翌年1月31日まで、全英シングル・チャート9週連続1位を達成。
アルバムはプログレッシブロック、ハードロック、オペラ、フォーク、そしてボールルーム音楽など、さまざまなジャンルを取り入れています。特に「Bohemian Rhapsody」は、その革新的な構造とプロダクションで称賛され、ロック音楽の歴史における最も象徴的な曲の一つと見なされています。
あまり、他のロックにはない、品格を感じますね。