https://youtube.com/watch?v=RBUBLSz1U2E&feature=shared


 1987年12月2日発売。10枚目のシングル。表題曲は南野陽子さん自身が主演した東映映画『はいからさんが通る』の主題歌。

 オリコン週間1位。ザ・ベストテン週間2位。本作で「楽園のDoor」から連続5作のオリコン1位を獲得。南野のシングル売上枚数では、「吐息でネット」「秋からも、そばにいて」に次ぎ3番目のヒット曲となった(27.0万枚)。EP盤においては、別ジャケットのプロモーション盤が存在します。

 東映映画『はいからさんが通る』は、1987年12月12日公開。主演・南野陽子さん。阿部寛さんの俳優デビュー作。 同時上映は『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲』。


 南野陽子さんは『スケバン刑事』に次いで主演映画二作目。『はいからさんが通る』は小学5年からの愛読書だったそうです。映画の中で髪を切るシーンがあったことから南野陽子さんは、東映サイドから「カツラでやりますか?」と聞かれましたが、「いえ、自分の毛でやります」と、中学時代から大切に伸ばしてきた髪を映画のために25cmもバッサリ切りました。『はいからさんが通る』は、大正時代を主舞台とし、設定年代当時の様々な民間風俗や漫画連載当時のサブカルチャー(『宇宙戦艦ヤマト』、『科学忍者隊ガッチャマン』、『ロッキー・ホラー・ショー』、『ゴジラ』シリーズなど)を由来としたギャグなどを取り混ぜながら大正デモクラシー〜シベリア出兵〜関東大震災を駆け抜けて結ばれる一組の男女とそれをとりまく人々の恋愛模様を描くラブコメ作品。


 撮影中阿部寛さんが『笑っていいとも!』に出演し人気が倍増、ロケ中に女性ファンが押し寄せる事態となりました。1987年10月下旬に京都ロケ、東映京都撮影所他。その他鎌倉でもロケが行われました。阿部寛さんは、脇役として一定の地位を確保した2000年、仲間由紀恵さんと共演したドラマ『TRICK』では、劇中で自身のモデル時代の写真を自虐ネタとして多用するなど、徹底して三枚目の役を演じました。このあたりの再ブレイク後の方が僕は印象強いです。

 南野陽子さんはアイドル的な可愛らしさで言えば、この前後が一番だったかもしれません。楽曲制作がちゃんと彼女の声質に合わせたものになっているなと感じていました。



 

 


 

 






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